ロマンスドール

ロマンスドールのレビュー・評価・感想

ロマンスドール
6

高橋一生と蒼井優がすばらしい

話はひどい話というか、悲恋ものイコール重い病気、死別みたいな当たり前の展開でした。
それに、ラブドールを作ってることってそんなに隠すことかなとも思います。
まあ、嘘ついて、胸触ってるから、隠すかとも思います。てか、嘘ついて、協力してもらうとかひどいと思います。
そのあと、告白とか、普通に考えると気持ち悪い話ですよね。ちょっとのれない人はいるだろうと思います。
ただ、やっぱり、主演が高橋一生だし、彼がやれば、変な男も魅力的というか、みいってしまいます。
蒼井優さんも、格別美人というわけではありませんが、普通の可愛らしいお嬢さんという感じで素敵でした。それに、なんか不幸なときの演技もとてもうまくて、好きな役者さんです。
そんな2人が主役なので、私は楽しくみれました。
あまり、深く考えず、ちょっと世間離れした、ロマンティックドラマとして見たら、面白いのではないでしょうか。
またらピエール瀧さんがとてもいい味を出していました。
高橋一生さんと並ぶと同じ人間かいなと思えるくらい体格差もあるし、なんか下品なとこもあるけど、そういう技術者いるしねってかんじです。
やっぱり、アクセント役者として、ピエール瀧さんは必要な人です。これからも頑張って欲しいです。

ロマンスドール
7

配役がすばらしかった夫婦の映画

高橋一生×蒼井優、この配役の時点でちょっとエロい。濃厚なラブシーンがあるわけではないのに、おふたりの色気が滲み出ている作品です。
高橋一生の佇まいってすごいリアルですよね。イケメン俳優さんなのに、あぁこういう人いるなぁと思わせるリアルさ。
相手役の蒼井優さんもはまり役だと思います。
作品が進むにつれ痩せていく蒼井優さんもあっぱれでした。
夫婦ふたりとも、秘密を持って結婚生活を送のですが、冒頭で若干ネタバレしちゃってるのが少々残念。片方の秘密もサラッとバラしちゃう展開もちょっと残念かな?
秘密を持って結婚…って宣伝するほどの秘密でもないような。
しかし話の進み方は飽きずに、一気に観れました。
ラブドール工場という普段は踏み入れない場所が舞台になっており、話うんぬんよりラブドールってこんな風に作られるんだなぁとそっちに興味も湧きました。
工場に登場する従業員もベテラン俳優さんが揃い、さすがの演技でした。
ラストのシーンはちょっとハズしてきた感じで、感動!とまではいかなかったけど、クスッと笑えてそれはそれでいいのかな。
シリアスなシーンもあったけど全体的には楽しめる?映画でした。
なにせ高橋一生と蒼井優だから成立した映画で、ナイス配役でした。