RE:BORN

RE:BORNのレビュー・評価・感想

RE:BORN
10

凄いアクションを見たいならこれを観るべき!!

数々のアクション映画が邦画・洋画に存在しますが、この映画『RE:BORN』はその中でも頭一つ飛びぬけてる。
ストーリーとしてはかつて特殊傭兵部隊に所属していた主人公が、あることで部隊を自らの手で壊滅させる。その後はある少女と石川県加賀市でコンビニ店員として慎ましい日々を送っていたとき、主人公の周りで殺人事件が起きていきそれがかつての部隊の上官で、主人公はそのかつての上官と上官率いる部隊と戦う……というお話です。

この映画、特筆すべきはアクションである。
主人公・敏郎の役を務める坂口拓が織りなすゼロ・レンジ・コンバット(零距離戦闘術)と呼ばれる格闘術を駆使して出されるアクションは他の映画では観れない素晴らしいものです。
ゼロ・レンジ・コンバットは本来、戦場で使うことを想定して作られた実戦戦闘術で、同映画内で出てくる稲川義貴先生が創設したものであります。

映画内では素手でのアクションはもちろんですが、ゼロ・レンジ・コンバット特有の肩甲骨を利用した身体操作・ウェイブを利用して相手を自在にコントロールして、相手を投げ飛ばして戦ったり、銃・ナイフといった武器としての認識が強いものから、スコップ・植物の蔦・鎌といった日用品をも武器として戦うのは圧巻の一言。リアルなアクション映画が観たい人には絶対オススメできる作品です。