コメディも感動も全て詰まった作品
子供の頃、ハマりにハマって毎週の放送を楽しみにしていました。
お友達ロボット『メダロット』が大流行した近未来、メダロット同士を戦わせて競い合うロボトルに白熱する少年『イッキ』とその仲間たちの日常を描いた作品です。
イッキは当初、「今時メダロットも持ってない変わり者で時代遅れなヤツ」という立ち位置なのですが、これが当時ゲーム機を買ってもらえなかった自分に非常に刺さり、ものすごく感情移入して観ておりました。
その後、イッキは晴れてメダロットを手に入れたものの、熱血でまっすぐな性格のメダロット『メタビー』にたびたび振り回されながらも成長していき、最終回目前では非常に頼もしい主人公になったと思います。
90年代アニメらしくギャグやコメディも、感動も熱血も全てが作品の中へ詰め込まれたボリューミーな作品で、特にギャグは当時の作品の中でも最高クラスだと思います。
イッキが大好物のたこ焼きについて熱く語る回があるのですが、その回は細かいセリフまで未だに覚えており、お気に入りの回です。
モブキャラらしいモブキャラもほぼ存在せず、ゲストキャラクターも濃いメンバーが勢ぞろいで、1回1回がしっかりと記憶に残るいいアニメだと思います。