ボブ・ウォール / Bob Wall / ロバート・ウォール / Robert Wall

ボブ・ウォール / Bob Wall / ロバート・ウォール / Robert Wall

ロバート・アラン・ウォールとは、アメリカ合衆国の俳優、武道家である。
1939年8月22日、カリフォルニア州サンノゼにて誕生。高校時代からレスリングを始め、サンノゼ州立大学へ進学後に南カリフォルニアへ移住した。ゴードン・ドーバーソラらに武術を学び、ジーン・ルベルから柔道、ジョー・ルイスから沖縄少林流、マチャド兄弟からブラジリアン柔術を修めた。チャック・ノリスのもとで九段の黒帯を取得し、武道団体「ワールド・ブラック・ベルト社」の共同創設者兼CEOを務めたほか、1975年には『武道家名鑑と黒帯名鑑』を執筆している。
俳優としてはブルース・リーとの共演で知られ、映画『ドラゴンへの道』(1972年)や『燃えよドラゴン』(1973年、オハラ役)に出演。リーの死後に再編集された『死亡優戯』(1978年)にも登場した。また、チャック・ノリスの主演映画『コード・オブ・サイレンス』(1985年)や『ファイヤーウォーカー』(1986年)などに端役で出演したほか、2009年の『ブラッド・アンド・ボーン』ではボディーガード役を演じた。
1988年から1992年にかけては、俳優のスティーブン・セガールとの公然とした衝突で注目を集めた。これはセガールがインタビューでアメリカ人武道家を軽蔑し、「自分を倒せる者と死ぬまで戦う」と主張したことに端を発する。これに憤慨したウォールは、ベニー・ウルキデスやビル・ウォレスら著名な武道家を集めて「ダーティ・ダズン」というグループを結成して対抗した。この騒動は武道界で物議を醸したが、セガールが挑戦に応じることはなかった。2022年1月30日、ロサンゼルスにて82歳で死去した。

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