もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら / もしドラ

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら / もしドラ

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』とは、岩崎夏海による日本の小説、およびそれを原作とする漫画、テレビアニメ、映画作品である。略称は「もしドラ」。一見、ライトノベルや萌え本を意識した装丁が特徴となっている。2008年に著者が自身のブログに書いた記事を契機にダイヤモンド社から出版され、2015年には続編である『もしイノ』も発売された。
物語は、東京都立程久保高校2年生の川島みなみ(かわしま みなみ)が、病に倒れた親友の宮田夕紀(みやた ゆうき)に代わって弱小野球部のマネージャーになるところから始まる。「甲子園に連れて行く」と宣言したものの、部員のやる気のなさや監督とエースの確執など問題が山積する中、みなみはマネージャーの仕事を学ぶため書店でピーター・F・ドラッカーの組織管理論手引書『【エッセンシャル版】マネジメント〜基本と原則〜』を偶然購入する。企業の経営書であることに当初は後悔するが、書中の言葉に衝撃を受け、その内容が野球部の組織作りに応用できると確信する。みなみは夕紀や部員らの協力を得て『マネジメント』の教えを次々と実践し、部の意識改革を推進。「ノーバント・ノーボール」作戦などのイノベーションを起こし、他部活へも好影響を与えながら西東京地区予選を勝ち進んでいく。
本作はダイヤモンド社創業以来初のミリオンセラーとなり、累計発行部数は280万部を突破、2010年の年間ベストセラー総合1位を席巻するなど社会現象となった。メディアミックスも盛んに展開され、主人公のモデルとなった峯岸みなみ、さらに映画版で主演を務めた前田敦子や、アニメ版などに出演した渡辺麻友、仲谷明香といったAKB48のメンバーが多く関わったことでも大きな話題を呼んだ。

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