川端裕人

川端裕人

川端裕人(かわばた ひろと)とは、日本の小説家、ノンフィクション作家、科学ジャーナリストである。1964年7月26日生まれ。兵庫県明石市出身、千葉県千葉市育ち。千葉市立千葉高等学校を経て東京大学教養学部を卒業後、日本テレビに入社。記者として科学技術庁や気象庁を担当したほか、南極海調査捕鯨船に同乗取材した経験を持つ。
1995年に自身の乗船体験をもとにした『クジラを捕って、考えた』を執筆し、ノンフィクション作家としてデビューした。1997年に日本テレビを退社してフリーランスとなり、コロンビア大学ジャーナリズム大学院への在籍を経て1998年に帰国。同年に発表した『夏のロケット』で第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞を受賞し、小説家としてもデビューを果たした。その後は、2004年に『せちやん 星を聴く人』で第25回吉川英治文学新人賞候補、2007年に『てのひらの中の宇宙』が第53回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に選出されるなど、文学界において着実に評価を積み重ねていく。また、2006年刊行の『銀河のワールドカップ』は、2012年に『銀河へキックオフ!!』のタイトルでテレビアニメ化され広く知られるようになった。
小説執筆と並行して質の高い科学ノンフィクション作品を精力的に発表しており、2018年には『我々はなぜ我々だけなのか』で科学ジャーナリスト賞および第34回講談社科学出版賞を受賞。2021年には『理論疫学者・西浦博の挑戦-新型コロナからいのちを守れ!』で再び科学ジャーナリスト賞を受賞した。さらに2024年には、小説『ドードー鳥と孤独鳥』で第43回新田次郎文学賞を受賞している。宇宙作家クラブの会員でもあり、綿密な取材に基づくリアルな科学・環境描写から、児童文学、生き物をテーマにした絵本やノンフィクションまで、多岐にわたる分野で旺盛な言論・執筆活動を続けている。

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