セルビアン・フィルム / A Serbian Film

セルビアン・フィルム / A Serbian Film

『セルビアン・フィルム』(セルビア語: Srpski film)とは、2010年に公開されたセルビアのエクスプロイテーション・ホラー映画である。
元ポルノスターのミロシュは、家族を養うための高額な報酬に惹かれ、監督ヴックミルによる「芸術的なポルノ」への出演を承諾する。しかしその実態は、ドラッグを用いた洗脳や非人道的な暴力、性虐待を伴うスナッフフィルムの撮影であった。
本作はその極めて過激で残酷な描写から、世界各国で上映禁止や発禁処分、大幅な検閲の対象となっており、ニュージーランドでは児童ポルノ該当作品として所持すら処罰される法的措置が取られた。日本では映倫による正式な区分適用外とされるほどの描写を含むが、公式サイト等では独自に年齢制限を設けて広報された。2022年には4Kリマスター完全版として再公開され、家族を巻き込んだ悲劇の果てに一家心中を図る絶望的な結末や、その死体すらも撮影の対象とされる社会の暗部を浮き彫りにした内容が再び注目を集めた。

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