Dino D'Santiago / ディノ・デ・サンティアゴ

Dino D'Santiago / ディノ・デ・サンティアゴ

ディノ・ディ・サンティアゴ(Dino D'Santiago、本名:クラウディーノ・ジェズス・ボルヘス・ペレイラ)とは、ポルトガル・アルガルヴェ地方クアルテイラ出身の活動家、作曲家、ミュージシャンである。1982年12月13日生まれ。カーボベルデからの移民の両親を持ち、そのルーツを反映した「ニュー・ソウル」や「ファンキ・クチュ(FunanáとKuduroの融合)」など、ポルトガル語圏の多様な音楽性を融合させたスタイルで知られる。
幼少期に教会の聖歌隊で音楽的素養を育み、2003年にテレビのオーディション番組『Operação Triunfo』への出演を機に広く名を知られるようになった。その後、ヒップホップ・グループ「Expensive Soul」への参加や自身のプロジェクト「Nu Soul Family」での活動を経て、ソロアーティストとしての地位を確立。2013年のソロデビュー作『Eva』は国内外で高く評価され、カーボベルデ音楽賞などで複数の賞を受賞した。
また、リスボン在住時代のマドンナに現地の音楽コミュニティを紹介し、彼女のアルバム『Madame X』の制作に大きな影響を与えたことでも知られている。2018年にはユーロビジョン・ソング・コンテストの幕間アクトに出演。音楽活動の傍ら、クレオール文化を発信するメディア『Lisboa Criola』の立ち上げや「Black Lives Matter」運動への連帯を示すなど、社会的・文化的活動にも精力的に取り組んでいる。
これまでにMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードの最優秀ポルトガル人アーティスト賞(Nu Soul Familyとして)や、ポルトガル音楽賞での最多受賞、ゴールデングローブ賞最優秀通訳賞など数々の栄誉に輝いている。ローリング・ストーン誌に初めて取り上げられたポルトガル人アーティストでもあり、ポルトガル語圏において最も影響力のある黒人文化人の一人として国際的に認められている。

Dino D'Santiago / ディノ・デ・サンティアゴのレビュー・評価・感想

Dino D'Santiago / ディノ・デ・サンティアゴ
10

リズボン新世代のアーティスト

カーポベルでバックグラウンドのDino D'Santiago(ディノ・デ・サンティアゴ)はカーポベルデの伝統音楽のFunanaやBatukuなどを取り入れたポルトガル、リズボンのミュージシャンです。
2018年にリリースされたMUNDU NÔBUでは伝統音楽をグローバルミュージックと融合させたアルバムを完成させました。2017年のユーロビジョンコンテストにゲスト参加したり、BrankoのNOSSOでコラボレーションしたりと幅広い音楽活動をしていて近年、国内だけではなく国外でも注目を浴びています。2020年、8曲を収録したニューアルバムKriolaをリリースしました。ニューアルバムはもっとダンスで、よりグローバルな作品に仕上がっています。ディノ・デ・サンティアゴの詩を読むかの様な歌詞が新しいエレクトロニックミュージックに確実に融合しています。
普段あまり聞く事のないポルトガル語、アフリカンビート、海外の伝統音楽を聴きやすいポップミュージックの中で聴くことができます。何となくノスタルジックなポルトガル、リズボンの雰囲気を夏の日に目を閉じて聴いてみるのも気分転換には悪くないと感じさせてくれるオススメのミュージシャンです。