創世のタイガ

創世のタイガ

『創世のタイガ』(そうせいのタイガ、TAIGA of GENESIS)とは、森恒二による日本の漫画作品である。講談社の『イブニング』にて2017年8号から連載を開始し、2023年4号の同誌休刊をもって第1部が完結した。その後、第2部が白泉社の『ヤングアニマル』へ移籍し、2023年7号から同年9・10合併号まで連載された後、『ヤングアニマルZERO』にて継続されている。
物語は、卒業旅行で原始時代へとタイムスリップした大学生たちが、猛獣が跋扈する過酷な環境での生存競争や、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人の存亡を懸けた戦争に身を投じていく姿を描いたサバイバル群像劇である。
オーストラリアへ卒業旅行に訪れていた大学生のタイガたちは、偶然立ち寄った洞窟で未知の壁画を発見する。その直後、激しい地震と頭痛に見舞われ、一行が外へ脱出すると、そこは絶滅したはずの古代生物たちが支配する、正体不明の原始時代であった。困惑しながらも、彼らは生き延びるために協力することになる。

創世のタイガのレビュー・評価・感想

創世のタイガ
8

原始時代を知れる、行った気になれる作品

主人公タイガが原始時代にタイムスリップしてしまい、その中で生きていくために狩りをしたりネアンデルタール人と闘ったりする物語です。
原始時代や原始的な生活を送る人類の歩みを知れるとてもおもしろい内容です。森恒二さんの作品はどれもおもしろいので楽しく読ませていただいています。今作品も基本的には根暗な少年が自分では思ってもいない力を発揮して、生きていく意味を知るということが根本にあります。ストーリーは漫画の王道ではありますが、その背景や特殊な能力が毎回違うため飽きずに読める作者だと思います。
特に今回は自分が最近欲していた、サバイバル物だったため心惹かれて読み始めました。サバイバル物は0からのスタートでどのように生き抜けるかがメインですが、「創生のタイガ」では早めに原始人との交友があり、やはり人類はみな寄り添いながらでないと生きていけないということを作者が伝えたいのではないかと思います。
原始時代にどのように狩りを行い、生活していくか、またタイムスリップしてしまった現代人はその時代に適応できるのか、想像の世界を膨らませることができる内容で、これからがまだまだ楽しみです。
これからのストーリー展開として、恋愛関係や住まいなどの建築関係もさらに発展していって欲しいと思いますし、それらの点で想像が膨らむ作品になっていって欲しいと思います。