恐怖の報酬
恐怖の報酬・フランスオリジナル版。とにかく恐ろしい映画。某国で仕事にあぶれたフランス人。仕事がなく安酒を浴びる日々、怠惰な暮らし。しかしプライドだけは高い。そんな暮らしに終止符が打たれる。仕事の話が舞い込む。ギャラもいい仕事にありつこうと何人も応募。しかし話を聞いてびっくり、怖気づく。仕事の内容は命がいくつあっても足りない話。ニトログリセリンを運ぶのだ。少しの振動でも与えたら爆発、車も人間も蒸発しかねない。ギャラと仕事と平穏な人生を手にするため、男たちは決断する。この作品を初めて見たとき鳥肌が立ちました。2回目も、3回目も同じく鳥肌が立つ。おそらくなん10回みても同じでしょうね。死の恐怖と戦いながらの道中、精神が破綻する者も出る過酷な仕事、道は平たんなところばかりではない、山あり谷あり危険がいっぱい。見ているこちらもドキドキ・ハラハラ、酸欠になりそう、何人かの犠牲を出しながらも無事到着、高額なギャラを受け取り満面の笑顔。後は帰るだけ。帰りは気楽、笑いもこぼれる…しかし本当の恐怖は…。