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くどくないが味わい深い歌詞が楽しめる
このバンドはボーカルのTamaの独特の声質やドラムのたくやの独特の歌詞が主な特徴となっています。
特に代表的なのは『春〜spring〜』という曲で、女性視点の歌詞であるため一見したファンからはバンドの紅一点であるTamaが作詞したのではないかと勘違いされがちですが、実を言うとたくやが高校時代に作詞したものなのです。
『グロウアップ』も2000年代のゴールデンタイムのアニメ『学校の怪談』で放送されたため、当時視聴者であった人々の中では有名であり、まさしくアニメの歴史に残る名曲とも言われています。
このバンドの楽曲は全体的にJUDY AND MARYと比べると歌詞がそれほどくどくなく、狙っていると言うべき程に万人受けするような内容となっています。歌詞はくどくはないからといって決して浅薄ではなく、リアルさに溢れた内容となっています。
Tamaの声質がJUDY AND MARYのボーカルのYUKIと比べて一般人寄りなので、そういうところからカラオケではJUDY AND MARYよりもある意味で人気です。
主観を交えない場合は7点から8点程度ですが、私の気持ちを込めて点数を付けるならば9点を付けたいと思います。