メン・イン・ブラック:インターナショナル / MIB4

メン・イン・ブラック:インターナショナル / MIB4

『メン・イン・ブラック:インターナショナル』とは、2019年のアメリカのSFアクション映画。『メン・イン・ブラック』シリーズの4作目であり、前作の『メン・イン・ブラック3』から7年ぶりの作品である。監督はF・ゲイリー・グレイ、脚本はアート・マーカムとマット・ホロウェイが務めた。エージェントH(クリス・ヘムズワース)と、エージェントM(テッサ・トンプソン)が主人公である。エイリアン撃退用の武器を扱い、MIB内部に潜むスパイと宇宙人から地球を守るミッションに挑む。

メン・イン・ブラック:インターナショナル / MIB4のレビュー・評価・感想

メン・イン・ブラック:インターナショナル / MIB4
7

やっぱり宇宙人が好き!

本作は映画メン・イン・ブラックシリーズの4作目にあたる作品で、宇宙人から地球を守るSFコメディ映画です。これまでの3作品から、主人公コンビ2人の配役が代わっています。
配役が代わったためか、シリーズのファンにも、初めて観る人にも楽しめる内容になっていますが、やはりシリーズのファン向けの映画です。
シリーズお決まりの宇宙人ギャグや独特の世界観が観られ、ファンにとっては最高に嬉しいシーンがたくさんあります。
本作の特徴は、ただ単に宇宙人が地球を侵略してくるわけではなく、宇宙人のほとんどは平和な種族であり、既に地球にこっそり住んでいるという前提にあります。
そのひっそり住んでる宇宙人を管理する主人公らの組織が「メン・イン・ブラック」なわけです。
その平和な宇宙人が可愛かったり面白かったりするので、観ていて楽しく、飽きません。
女性主人公が「”メン”インブラック??」と、男女差別なシリーズタイトルに斬り込むセリフも「さすが!」と思うところ。
気軽に笑って観られるおバカコメディ映画です。

なお、大人気シリーズであるためか、新規俳優陣も豪華です。
男性の主演はアメコミの映画「マイティ・ソー」の主演であるクリス・ヘムズワースです。コメディもヒーローもできる彼の演出スタイルにはうってつけな役柄です。実はヒロイン役のテッサ・トンプソンも同じく映画「マイティ・ソー」に出演してる女優さんなのです。
その他、先輩エージェントや途中で出てくる宇宙人役にも、豪華俳優陣を起用しています。
是非楽しんでください!

メン・イン・ブラック:インターナショナル / MIB4
7

ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズの名コンビほどではないが◎

公開初日に観にいきました。お客さんも多く、さすがあの「メン・イン・ブラック」シリーズだけあるなと思いました。今までの「メン・イン・ブラック」はウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズによる痛快SFコメディといった感じでしたが、今回はエージェントMとしてテッサ・トンプソンという女優が登場します。もう一人のパートナーはクリス・ヘムズワーズ演じるエージェントHです。この男女コンビがどんな掛け合いをするのか、果たして前回までの名コンビを越えられるのかということが気になっていました。結果としては、今までの3作を越えることはありませんでした、ですがSFコメディとしてやはり安定しているなといった感想です。やはり「メン・イン・ブラック」という面白さが約束された土台があるからだと思います。ストーリーは、ロンドンのMIB支部にスパイがいるかもしれないという疑いに始まり、実はそのスパイはロンドンMBI支部のトップだったというそこまで変化球ではない内容です。しかしそのなかにも宇宙人達との軽快なジョークがちりばめられており、小気味よく物語は進んでいきます。終わり方からするとエージェントMとエージェントHのコンビはこれっきりかもしれませんが、またあの2人の活躍をみたいと思える作品です。