ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズの名コンビほどではないが◎
公開初日に観にいきました。お客さんも多く、さすがあの「メン・イン・ブラック」シリーズだけあるなと思いました。今までの「メン・イン・ブラック」はウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズによる痛快SFコメディといった感じでしたが、今回はエージェントMとしてテッサ・トンプソンという女優が登場します。もう一人のパートナーはクリス・ヘムズワーズ演じるエージェントHです。この男女コンビがどんな掛け合いをするのか、果たして前回までの名コンビを越えられるのかということが気になっていました。結果としては、今までの3作を越えることはありませんでした、ですがSFコメディとしてやはり安定しているなといった感想です。やはり「メン・イン・ブラック」という面白さが約束された土台があるからだと思います。ストーリーは、ロンドンのMIB支部にスパイがいるかもしれないという疑いに始まり、実はそのスパイはロンドンMBI支部のトップだったというそこまで変化球ではない内容です。しかしそのなかにも宇宙人達との軽快なジョークがちりばめられており、小気味よく物語は進んでいきます。終わり方からするとエージェントMとエージェントHのコンビはこれっきりかもしれませんが、またあの2人の活躍をみたいと思える作品です。