シライサン

シライサン

『シライサン』とは、乙一によるホラー小説および、それを原作とした実写映画、漫画作品。原作となる小説は2019年に発売され、翌2020年には主演に飯豊まりえを迎えて実写映画化がなされた。監督・脚本は安達寛高が担当している。また、2019年には『シライサン 〜オカルト女子高生の青い春〜』というタイトルで、映画や小説本編とは異なる展開になったコミカライズ版が発売された。このコミカライズ版は祟山祟が手掛けている。
女子大生の瑞紀の周辺では、眼球が破裂した遺体が発見されるという、異様ともいえる事件が相次いでいた。一連の事件により、目の前で親友を失くした瑞紀は、同じ事件で弟を失くした大学生の鈴木春男とともに、この事件の真相を突き止めるために調査に乗り出す。瑞紀と春男はやがて、連続事件のキーパーソンと思われる、詠子という女性の存在を知る。しかし、程なくして詠子は首吊り自殺を図った詠子は「シライサン」という謎めいた言葉を残すのであった。事件のことを耳にした記者の間宮幸太も加わり、彼らは「シライサン」という不可解な呪いの謎に迫っていく。

シライサンのレビュー・評価・感想

シライサン
7

怖くはないけど、設定が好き。

シライサンのビジュアルがこわかったです。まあ、目もでかいし、かわいいちゃあかわいいんですけどね。きれいなもののほうが怖いってこともあるから、そういう怖さなのかもしれません。それに目をそらすと近づいてくるとか、ちょっと無理です。そらしちゃうって思いました。一応、回避できる方法があるのもいいと思います。何もないと話にならないというか、どうしようもないけど、これなら助かる人が出てくるのかも、いや、無理かとか考えながら見てました。また、知ると呪われる系ってほんと理不尽っていうか、何もしてないのにってなりますよね。呪われた人を増やせば自分は助かるかもっていう考えがすごく自分本位で、人の嫌なところを表していていいなと思いました。そして、それが大オチにつながっていてよかったです。でも、あれは気が付かない人がいると思うけどなって思いました。ホラーといいつつ、あまり怖くなかったけど、設定がおもしろくていいです。暗くて湿っぽかったし、なんとなく不気味って感じでした。乙一さんっぽい話だったなと思います。死に方がエグいのに、それを映してないのが残念です。もっとグロくしていたら、カルト的な人気が出たのでは思ったりしました。

シライサン
6

タイトルなし

チリ~~ン、不気味な気配が漂う中、何処からともなく聞こえる鈴の音、視線の先にはこちらを見つめる怪しい人影がポツンと一つ。シライサン(怨霊)に出くわしたら、本当に身の毛もよだつ恐怖が味わえると思います。

飯豊まりえ演じる大学生の瑞紀は、カフェで会っていた友人を突然目の前で亡くした。白昼他に客もいる店内で激しく怯えて悲鳴を上げ、その後、両目を破裂させて死んだのである。

衝撃的なシーンでした、シライサンは昼間だろうとひと気があろうとお構いなしに現れる。そして公然と呪った相手を殺す、狙われる側としては息つく暇もない、本当にたまったものではないでしょうね。

瑞紀のその死んだ友人は、友達と3人でとある温泉地へ出掛け、そこでシライサンに関する怪談話を聞いたのですが、それが運の尽きでした。その怪談話に乗ってシライサンの呪いは連鎖するのです。では一体シライサンとは何なのか?という謎にも迫っていきますし、話の内容としても結構厚みがあって良かったですね。

シライサンに呪われたら、あとはもう死ぬか、精神を病むかです。ちょっとドキッとするあの鈴の音が聞こえたら、もうダメですね、着実にあの異形の魔物が間合いを詰めて来ます、見てる方はもうハラハラドキドキです。もうすぐ近くまであれが来てる。そろそろやばいぞ。いる、目の前に..といった感じでかなり怖いです。心臓の悪い人であれば、ただシライサンが迫って来るだけで死んでしまうかも知れません、それくらいの怖さはある作品でした、面白かったです。