いただきストリート2〜ネオンサインはバラ色に〜

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いただきストリート2〜ネオンサインはバラ色に〜
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スーパーファミコンソフト、いただきストリート2はなかなかの良作。

スーパーファミコンソフトとして1994年に発売された「いただきストリート2」は、
ボードゲーム的なジャンルのテレビゲームソフトとして一定の人気を博しました。
このジャンルのゲームと言えば「桃太郎電鉄」いわゆる桃鉄シリーズが有名かと思われますが、
「いただきストリート2」も「桃鉄」に負けず劣らずの良作に仕上がっています。
どちらかと言えば桃鉄というよりは「モノポリー」に近い内容のゲームになっており、
プレイヤー同士の駆け引きがモノをいうゲームになっています。
CPUキャラもなかなか際立ったキャラが多くそれを見るだけでも楽しめ、
思考ルーチンもスーパーファミコンのレベルから言うとまあまあの水準にあると思います。
もちろん対人戦もかなり熱いものになっております。
1人プレイでもやりこめば最初のプレイではできなかったことも次々できるようになり、
ゲーム全体の奥深さも結構あると思います。
「いただきストリート」は「2」があるのでもちろん「1」もある作品であり、
いわゆる「1」である「いただきストリート」は1991年にファミコンソフトとして発売されました。
「1」は「2」の原型的なゲームと言えばいいと思いますが、これもまたなかなかの良作です。
しかし「1」はファミコン後期の作品のため中古ソフトとして入手することは難しく、
スーパーファミコン全盛期にヒットした「2」のほうが入手することは難しくないと思われます。
実際に中古ソフトをプレイするにはバッテリーバックアップの問題など困難な点はありますが、
それをクリアできる条件が整えば「いただきストリート2」はやりこむに値するゲームだと思います。