信長の野望・覇王伝

信長の野望・覇王伝

『信長の野望・覇王伝』(のぶながのやぼう・はおうでん)とは、1992年12月4日に光栄から発売されたPC-9801用歴史シミュレーションゲーム。信長の野望シリーズの第5作目。全国約60ヶ国に存在する大名家の中から1つを選び、全国統一を目指すというものである。基本的なゲームシステムはこれまでのシリーズと同様だが、「国取り」から「城取り」に変更された事や、対等同盟に加え従属同盟・優位同盟が追加された「従属大名システム」などを特徴としている。
開発は光栄、プロデューサーはシブサワ・コウ、音楽は前作『信長の野望・武将風雲録』(1990年)に引き続き、菅野よう子が担当している。PC-9801版の発売後、その他のパソコン機種やスーパーファミコン、メガドライブ、メガCDなどの家庭用ゲーム機に移植された。後に続編の『信長の野望・天翔記』(1994年)が発売された。

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信長の野望・覇王伝のレビュー・評価・感想

信長の野望・覇王伝
7

歴史好きにはオススメのシュミレーションゲーム

本作は信長の野望シリーズの中でも、攻守のバランスに優れているゲームだと思います。
内政を充実させてから戦略を練ることも良いし、武力重視でアクティブに攻略することもできます。
ゲームを進めていくと道中に時代イベントが起きるので、歴史ファンにとってはハマる要素たっぷり。
プレーヤーは好きな大名家を選べるので、やり込み要素がありますよ。
やはり、どうしても有力な武将に優位が働いてしまいますが、ゲームに慣れてくると弱小大名家でも天下統一が果たせるようになります。
学生時代の友達で歴史好きが居ますが、戦国時代から蝦夷地を本拠としていた弱小大名家で全国統一を果たせたのには驚きました。
全国の半分以上を占拠すると作業ゲーになってしまう欠点はありますが、その当時としてはやり込み要素のあるゲーム性だなと改めて実感しています。
ゲームを進める時に重要なのは資金力ですね。
資金が少ないと兵も雇えないので、攻略にも難儀するでしょう。
本作品はスーパーファミコンのソフトとしてリリースされましたが、時代が令和になっても流通しているヒット作です。
難易度も丁度良いので途中で挫折してしまうこともあまりありません。
やはり、ドラクエをはじめとしたRPGと同じように、シュミレーションゲームをクリアした時の達成感も引けを取らないものがありますよ。