いい話だし、悪役がいいキャラ
シュレックの4作目にして最終作です。子供の世話に追われ、昔の怪物生活が懐かしくなったシュレックが悪い魔法使いの口車に乗って、フィオナを助けてない世界に行っちゃう話です。とても、おもしろかったです。確かに子どもか3人もいりゃ、昔と同じなんてありえないし、いらいらしちゃったシュレックの気持ちもわかります。でも、それはちょっと現実逃避したかっただけで、ずっとじゃない。なのに、ずっとそうなっちゃうかもとがんばるシュレックは素敵です。そういうパラレルワールドの話ですが大体のみんなは同じような感じです。1人違うのは長靴をはいた猫で殺し屋とかではなく、フィオナ姫のペットになってるので、めっちゃ太ってます。でも、すごくかわいいです。なんなんでしょう、大体のものが太すぎるとブサイクなのに、猫だけ特別です。悪役の悪い魔法使いはとてもいいキャラをしてました。口先のうまさだけで実は大したことなさそうな小物感がいいです。吹替版だと劇団1人が声をしていて、これがまたいい感じなのです。劇団ひとりさんは一人芝居が好きというか、大げさな感じの泣き顔が得意というか、そういう感じの人で、そのイメージと悪役のイメージがぴったり一致してます。主役の3人の頃から思っていましたが、ほんとシュレックシリーズは吹替キャストのキャスティングがうまいなと思いました。