シュレック フォーエバー / Shrek Forever After

シュレック フォーエバー / Shrek Forever After

『シュレック フォーエバー』は、2010年に公開されたアメリカ合衆国でフルCGで制作された子供向けコメディ映画。『シュレック』シリーズ最後の作品であり、初の3D映画となっている。ランプルスティルスキンと契約を交わし、違う世界に飛ばされたシュレックは、24時間以内に運命の人とキスをしなければ永遠に消えてしまう事になってしまった。元の世界に戻る為、フィオナ姫を探す旅に出る。シュレックのいた世界と飛ばされた先の世界では、キャラクター達の性格も異なっており、今までの作品とは違った楽しさがある。

keitoma125v2のレビュー・評価・感想

シュレック フォーエバー / Shrek Forever After
9

いい話だし、悪役がいいキャラ

シュレックの4作目にして最終作です。子供の世話に追われ、昔の怪物生活が懐かしくなったシュレックが悪い魔法使いの口車に乗って、フィオナを助けてない世界に行っちゃう話です。とても、おもしろかったです。確かに子どもか3人もいりゃ、昔と同じなんてありえないし、いらいらしちゃったシュレックの気持ちもわかります。でも、それはちょっと現実逃避したかっただけで、ずっとじゃない。なのに、ずっとそうなっちゃうかもとがんばるシュレックは素敵です。そういうパラレルワールドの話ですが大体のみんなは同じような感じです。1人違うのは長靴をはいた猫で殺し屋とかではなく、フィオナ姫のペットになってるので、めっちゃ太ってます。でも、すごくかわいいです。なんなんでしょう、大体のものが太すぎるとブサイクなのに、猫だけ特別です。悪役の悪い魔法使いはとてもいいキャラをしてました。口先のうまさだけで実は大したことなさそうな小物感がいいです。吹替版だと劇団1人が声をしていて、これがまたいい感じなのです。劇団ひとりさんは一人芝居が好きというか、大げさな感じの泣き顔が得意というか、そういう感じの人で、そのイメージと悪役のイメージがぴったり一致してます。主役の3人の頃から思っていましたが、ほんとシュレックシリーズは吹替キャストのキャスティングがうまいなと思いました。