オードリー・ヘプバーン / Audrey Hepburn

オードリー・ヘプバーン / Audrey Hepburn

オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)は、イギリスの女優。幼少期はバレエに打ち込み、1948年には舞踊家のマリー・ランバートにバレエを学ぶためにロンドンへと渡り、ウエスト・エンドで舞台に立った経験もある。1948年の『オランダの七つの教訓』を皮切りにイギリス国内の映画に数本出演したあと、1951年のブロードウェイ舞台作品『ジジ』で主演に抜擢される。1953年に出演した映画『ローマの休日』ではアカデミー主演女優賞を獲得した。美貌と存在感のある演技が注目を集め、ファッションアイコンとしても人気を獲得。以降の『麗しのサブリナ』『ティファニーで朝食を』など、出演作品は軒並みヒットを記録する。1970年代以降は映画出演を減らし、後半生のほとんどをユニセフ親善大使としての仕事に費やした。ユニセフ親善大使として様々な国への支援を行い、1992年終わりにアメリカ合衆国で文民の最高勲章である大統領自由勲章を授与された。1993年1月20日、スイスの自宅で虫垂癌により死去したことが発表された。63歳だった。

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ローマの休日(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ローマの休日(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ローマの休日』とは、1953年にアメリカで製作されたロマンティック・コメディー映画である。舞台はヨーロッパ。小国の王女アンは締め付けられた生活を疎み、滞在中のローマでこっそりと大使館を抜け出してしまう。ローマの街へと繰り出したアンは、アメリカ人記者のジョーと偶然出会うことになる。世界中から高い評価を受けた、身分違いの2人が繰り広げるラブストーリー。主役は名優グレゴリー・ペック、ヒロインにはほぼ無名ながらも今作で有名女優となったオードリー・ヘプバーンが務めている。

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ティファニーで朝食を(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ティファニーで朝食を(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ティファニーで朝食を』とは、1958年にトルーマン・カポーティが発表した中編小説及び、それを基にして1961年にアメリカ合衆国で制作された恋愛映画である。ニューヨークで気ままに暮らすホリーは同じアパートに越してきた作家ポールと出会う。お互いに惹かれ合っていく2人の姿がロマンティックかつコミカルに描き出されていく。映画の冒頭と中盤に有名な宝石店ティファニーが登場するシーンが見どころだ。また、オードリー・ヘップバーンが着こなす華麗な衣装も見どころである。

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