BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- / BORUTO / ボルト / NARUTO NEXT GENERATIONS

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- / BORUTO / ボルト / NARUTO NEXT GENERATIONSのレビュー・評価・感想

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- / BORUTO / ボルト / NARUTO NEXT GENERATIONS
10

数十年以上愛される漫画ナルトを継ぐ新たなストーリー”ボルト”。面白い漫画を探している人は絶対見るべき!!

”ナルト”の第4次忍界大戦のラスボスであった『大筒木カグヤ』。当時の大敵の能力をはるかに上回る大筒木をナルサスコンビは、撃退していく。これに加え、ナルサスコンビの強さをはるかに上回る子供「ボルト」「カワキ」。ナルトしか読んでいない人は、ナルサスコンビの能力の対一について疑問を覚える人は多いだろう。しかし、ナルサスコンビの能力の由来はもともと大筒木一族の大筒木カグヤの子供の大筒木はごろもとその息子の大筒木阿修羅、インドラのものである。ナルトにおいては、九尾の力を宿すが、当然大筒木としての地は薄れてしまっている。しかし、大筒木一族である、モモシキ、大筒木カグヤのもう一個の力を持つ息子のハムラの分家の大筒木舎人の力を持つボルトは、作中でも最強と噂されている。
そしてそれを上回る「カワキ」は、作中で二番目に最強と噂されている「大筒木イッシキ」の力を宿しており、また、作中で最強の「大筒木シバイ」の力も一部持つと噂されている。このように、確定的な物語ではなく、読者が前々から予想する展開を見事に外してくるこの物語を作っている作者はまさに天才的であると思う。これらは、ほかの漫画にはない、受け継がれているからこそ面白いので、見ていない人は絶対に見るべきである。

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8

NARUTO 連載終了後の物語

大人気ジャンプコミックNARUTOが連載終了し、前作主人公のうずまきナルトとヒナタの間に生まれた、うずまきボルトが主人公の物語。
本作品はNARUTO世代のキャラクターが大人になりその子ども世代中心に物語が進みます。
もちろん、前作のキャラクターはもちろん、子どもたちがおなじみの忍術や戦闘シーンなど出てくるので、
平和になった木ノ葉隠れの里でも満足できる内容となっています。
アニメ版、コミック版両方ともありますが、それぞれ時間軸が若干異なります。
アニメ版は忍者学校から始まるのに対し、コミック版は忍者になっているところから始まります。
コミック版より、詳しく登場人物の描写やストーリーが多く、
NARUTOをあまり知らない人はアニメ版から見るのがおすすめです。
NARUTOのスピンオフというだけあり、NARUTOで活躍していたキャラクター達の成長した姿はもちろん、
その子どもたちの成長も見ることができる、NARUTOが好きだった人にはおすすめの話です。

今作が出る前に、映画にて「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」も出ているので、気になっている方は
そちらを見てみてから本作品を見てみてはいかがでしょうか。

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10

子供世代の忍道!

BORUTOはかつて人気を博したNARUTOの続編であり、その子供世代のお話です。
前作の主人公ナルト。
その息子であるうずまきボルトが忍者として、仲間たちと共に成長していきます。
ボルトは火影である父が仕事ばかりで家族を省みない事に苛立ちを感じており、ことある事に父に対する悪態をつく描写があります。
それは大好きな父との触れ合いが少ないことを悲しむ気持ちの表れでもありました。
やがてアカデミーを卒業し、下忍としてあらゆる任務をこなしていく中で、「忍者とは何なのか」、「里とは何なのか」、「火影とは何なのか」を考える機会が訪れ、父に対する見方が変わっていきます。
そんな中で父の家族というものに対する想いを聞いて、親子の関係が修復され、修行を見てもらえるほどまでになりました。
そんなボルトが過去の木の葉の里で子供だった父を守ったり、望まない形で道の力を手にしてしまい扱い方を模索したり力の謎を探ったりと奮闘します。
そこで対峙していく組織は忍者でありながら忍者とは違う力を駆使して、ボルト達を翻弄していくのです。
前作とは違い、里同士の争いがないので忍としての成長が見えない!と思われる方もいるかもしれませんが、子供たちが強い心を持つための成長過程はこれでもか!というほど見られますよ。