加茂憲倫 / 偽夏油 / 羂索

羂索（けんじゃく）とは、芥見下々による日本の漫画『呪術廻戦』に登場する主要人物の1人。「最悪の呪詛師」と呼ばれる夏油傑（げとうすぐる）の姿をしているが、正体は史上最悪の術師・加茂憲倫（かものりとし）である。何かを企んでおり、そのために特級呪霊達と手を組んでいる様子が描かれている。
本物の夏油と同様、掴みどころがなく飄々としており、不敵な笑みを常に浮かべている。しかし非術師を「猿」と呼ばなかったり術師をぞんざいに扱うなどといった、本物と異なる言動も見られている。また、呪霊のことを見下している部分があり、本人も漏未登録の特級呪霊・漏瑚（じょうご）から軽んじられている。
脳を入れ替えて他人の肉体を乗っ取るという術式を使っているため、額には脳入れ替えの際にできた縫い目がある。この縫い目を解いて、脳を露わにすることができる。また、乗っ取った肉体の術式を使用することも可能。