ベルトラン・ボネロ / Bertrand Bonello

ベルトラン・ボネロ / Bertrand Bonello

ベルトラン・ボネロ(Bertrand Bonello)とは、フランスの映画監督、脚本家、作曲家である。1968年9月11日生まれ。1996年、ピエル・パオロ・パゾリーニの伝記を元にした短編『Qui je suis』で映画監督デビュー。1998年には初の長編『何か有機的なもの』を製作。同作は第48回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で上映された。2001年の『ポルノグラフ』は、同年の第54回カンヌ国際映画祭の国際批評家週間部門に出品され、国際映画批評家連盟賞を受賞した。2003年の『ティレジア』は第56回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映された。2008年の『戦争について』は第25回マイアミ映画祭のカッティング・エッジ・コンペティション部門でグランプリを受賞。2011年には、19世紀から20世紀の高級娼館を舞台にした『メゾン ある娼館の記憶』を発表。第64回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、第37回セザール賞では7部門にノミネートされ、アナイス・ロマンが衣装デザイン賞を受賞した。2014年に製作したイヴ・サン=ローランの伝記映画『Saint Laurent』は、第67回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映された。また、第87回アカデミー賞外国語映画賞のフランス代表作品に選出された。2015年、アクション映画『Paris est une fête』を製作。同作は2016年に『ノクトラマ/夜行少年たち』に改題され、サン・セバスティアン国際映画祭やマール・デル・プラタ国際映画祭などのコンペティション部門に出品された。

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