森山良子

森山良子

森山 良子(もりやま りょうこ)とは、日本の歌手、シンガーソングライター、俳優。東京都渋谷区出身。1948年〈昭和23年〉1月18日生まれ。1967年1月2日、デビューシングル「この広い野原いっぱい」をリリース。デビュー当初はフォーク歌手のイメージで「日本のジョーン・バエズ」と称されたが、1969年「禁じられた恋」がミリオンセラーヒット。日本レコード大賞大衆賞を受賞し、NHK紅白歌合戦に初出場したことから、"フォークから歌謡曲の女王"と評された。以降、NHK紅白歌合戦に多数出場している。1998年~2000年頃に複数のアルバムで発表した「涙そうそう」(BEGINとの合作)も話題となった。「さとうきび畑」で、2002年『第44回日本レコード大賞』(TBSテレビ・ラジオ)の最優秀歌唱賞を受賞。2006年度(平成18年)芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2008年秋、紫綬褒章受章。

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森山良子のレビュー・評価・感想

森山良子
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日本の女性シンガーソングライターの草分け

森山良子は、米国で生まれジャズトランペッターとして出発して戦後日本でジャズ歌手として活躍した森山久の娘です。おじにはやはり米国で生まれて戦後ジャズ歌手として日本で活躍したティーブ釜萢がいて、従兄にかまやつひろしがいます。
森山良子は、はじめギター弾き語りのフォークシンガーとして「この広い野原いっぱい」でデビューしました。その後、長きにわたり活躍を続けています。
彼女の魅力は何といってもその美声でしょう!鈴のように美しいその声は聴く人の心を鷲掴みにしますね。
彼女は初期には、フォーク調の曲や歌謡曲を歌っていましたが、やがてもともと歌いたかったジャズをかなり歌うようになり、そういうアルバムもリリースしました。
彼女が歌った名曲の一つに「さとうきび畑」があります。これはいわゆる沖縄戦の悲劇を歌った曲で、とても長い曲ですが多くの方々に愛唱されています。
さらに彼女が作詞してBEGINが作曲して夏川りみがカバーして大ヒットした名曲に「涙そうそう」があるのはいうまでもありません。この曲も多くの方々に愛されています。
彼女の作るメロディは日常を一歩突き抜けたような世界を音によって描いているといえましょう。そこにその魅力があるのです。
今後とも彼女の活躍に期待したいと思います。

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