ハンターキラー 潜航せよ / Hunter Killer

ハンターキラー 潜航せよ / Hunter Killer

『ハンターキラー 潜航せよ(Hunter Killer)』とは、米海軍攻撃型原子力潜水艦(ハンターキラー)を題材とした海洋アクション映画である。主演は男臭い演技に定評のあるジェラルド・バトラー。小説家のドン・キースと、米海軍潜水艦の元艦長だったジョージ・ウォレスの二人による同名ベストセラー小説が原作である。製作は『ワイルド・スピード』のスタッフが担当。最新のCG技術を駆使、リアルな潜水艦の戦いを描く。深海での潜水艦アクションのみならず、地上での特殊部隊シールズの活躍も見どころのひとつだ。

ハンターキラー 潜航せよ / Hunter Killerのレビュー・評価・感想

ハンターキラー 潜航せよ / Hunter Killer
9

新たなる戦艦物語

ジェラルド・バトラー主演の映画。
ロシア領内にてアメリカの海軍潜水艦USSタンパベイが何者かに攻撃され消息を経つ。アメリカ軍上層部は、真相を確かめるために「ジョー・グラス」艦長率いるUSSアーカンソーに派遣を要請する。ジョー・グラスは海軍の兵学校卒ではなく、一兵卒からの叩き上げ、そして海軍中佐。皆のことを、より知っていると語った。
そして、ロシア大統領ザカリンは、北海、コラ半島のフィリョルド奥にあるポリャルヌイ海軍基地を訪れていたが、ドゥロフ国防大臣によりクーデターを起こされ拘束されていた。
これを把握したアメリカは、4名のネイビーシールズに情報収集をしつつ、状況を打開すべく模索をする。交戦により、ロシア潜水艦2機とアメリカ潜水艦1機が沈没をする。攻撃を回避したアーカンソーの更に海底にロシア潜水艦の存在に気づく。
その潜水艦は、館内の中から爆発している。タンパ・ベイを撃墜したかもしれないが、ジョー・グラス艦長は救出を試みる。中に取り残されていたのは、ロシア潜水艦艦長アンドロポフとその他2名。その頃ネイビーシールズ4名は、ポリャルヌイ海軍基地が偵察できる位置についていた。現場を映像にて確認したアメリカ、ジョン・フィスク海軍少将は、ザカリン大統領の救出をする案を立て、任務を受けたアーカンソーは死地へと足を踏み入れるのだった。

ハンターキラー 潜航せよ / Hunter Killer
8

珍しい潜水艦の映画

2018年の米国映画。監督はドノヴァン・マーシュ。主演はジェラルド・バトラーです。
「ハンターキラー」とは、攻撃型原潜の意味です。
ロシアのバレンツ海で米軍の潜水艦が消息を絶ったので、グラス艦長(ジェラルド・バトラー)の指揮する潜水艦USSアーカンソーが派遣されます。
一方、ロシアの大統領は北海近くの海軍基地を訪問していましたが、国防大臣などの米国との戦争を望むタカ派に身柄を拘束されます。
そのため米国は4人のシールズ隊員に偵察に向かわせ、グラス館長にも近くまで潜航することを命じます。
最近は何かと戦う男役の多いジェラルド・バトラーさんですが、本作では潜水艦の館長の役をしています。
潜水艦同士での戦闘シーンもありますが、潜水艦がどのような戦闘の仕方をするのかなど普段わからない事が盛りだくさんです。
さらに4人のシールズが北極圏のロシア軍基地に偵察に行きますが、そのシーンだけでも一本の映画になりそうでした。
さらに米軍の潜水艦もそこに接近しますが、様々な防御システムの張り巡らされている水中を通っていくところは手に汗握る展開でした。
それにしても、ロシアや中国などの核保有国の軍幹部の暴走などは実際に起きると大変な話だと思いました。