風と共に去りぬ / Gone With the Wind
『風と共に去りぬ』とは、アメリカの女流作家マーガレット・ミッチェルにより1936年に刊行された長編時代小説、およびそれを原作とした映画作品、舞台作品などである。
舞台は奴隷制が残る南北戦争時代のアメリカ南部。気性の激しい主人公の女性スカーレット・オハラの激動の半生と、彼女を取り巻く様々な人間達が南北戦争という変動の激しい時代を背景に生き生きと描かれている。アメリカでは1936年中に100万部を超えるベストセラーとなり、以来世界中で2000万部を超える有名作品になった。
原作小説は1937年にピューリッツァー賞を受賞。ビビアン・リーとクラーク・ゲーブルの共演でD.O.セルズニックにより映画化され、1940年には第12回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演女優賞など10部門を受賞。
日本では太平洋戦争の終わった1952年に公開され、宝塚歌劇団では1977年に初演されて以降、何度も再演されている人気演目の1つである。
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