エヴァンゲリヲン新劇場版:破 を見た感想
もーヤバい、使徒とか超リアル。演出や映像美、戦闘シーン等、映像の完成度は圧巻。3号機(バルディエル)の戦いなんて最高です。絶対、見る価値があります。その3号機に乗るのがトージじゃなくて… もー感動。新キャラのマリにもEVAなりに描かれてすごかったです。それと、アスカには驚きと迫力がありドキドキしました。 最後のクライマックスシーンは泣きそうになりました。ラストで、シンジが綾波を助けるところ。「私が死んでも代わりはいるもの」の名言を生み出した綾波レイですが、それをシンジが漢としてぶち壊してくれました。「綾波を返せ!」「代わりなんていない!」「来い!」燃えました。これぞ日本のロボットアニメの真骨頂。
ハリウッドで、実写化の話もあるらしいけど、エヴァの魅力は、やはりアニメで一番表現できると思う。前の映画での庵野監督の所信表明でこんな一文があります。「最後に、我々の仕事はサービス業でもあります。当然ながら、エヴァンゲリオンを知らない人たちが触れやすいよう、劇場用映画として面白さを凝縮し、世界観を再構築し、誰もが楽しめるエンターテイメント映像を目指します。」やっぱり誰かが見ても楽しめる、エンターテイメント作品が大事だと思うのです。旧エヴァは良くも悪くも尖った作品でした。良く言えば文学作品。