Elvis Presley

Elvis Presley

エルヴィス・アーロン・プレスリー(Elvis Aron Presley)とは、アメリカ合衆国の歌手、俳優。1935年1月8日生まれ。全世界のレコード・カセット・CDなどの総売り上げは5億枚以上とされており、史上最も売れた音楽家の一人である。1950年代にロックンロールの誕生、普及に貢献した。ギネス・ワールド・レコーズでは「史上最も成功したソロ・アーティスト」に認定されている。また、「最も成功したソロアーティスト」、「最多ヒットシングル記録(151回)」、「1日で最もレコードを売り上げたアーティスト」などがギネスで認定されている。その他、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第3位。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第3位。「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第1位を獲得している。極貧の生まれからスーパースターにまで上り詰めたことから、アメリカンドリームの象徴とされている。一方で、白人社会であった当時は保守層から批判の的となり、さまざまな中傷を受けた。激しい批判の中でもプレスリーは過激なパフォーマンスを辞めず、若者を熱狂させた。プレスリーの音楽によってロックンロールは一気にメジャーなものとなった。また、音楽にとどまらず、プレスリーのファッションな髪形なども若者の間で流行したが、1977年8月16日、自宅であるグレイスランドにて42歳の若さで死去した。

Elvis Presleyのレビュー・評価・感想

Elvis Presley
10

エルヴィスは永遠のスター

1954年に「That’s All Right」でレコードデビューしたエルヴィスは、その後、大ヒットを連発し、またたく間に全米を代表するトップスターとなりました。大ヒット曲をリリースする傍ら、映画にも進出しこちらも大ヒット、映画スターとしての地位も不動のものとなりました。徴兵のため2年間芸能界を離れるのですが、その間も人気が衰えることはありませんでした。
1960年代の後半になり、一時ヒット曲が滞る時期がありましたが、そこからの復活してからが素晴らしいです。
1950年代は『ハートブレイクホテル』『監獄ロック』に代表される、いわゆる「ロックンロール」のナンバーが中心でしたが、1960年代には『好きにならずにいられない』に代表されるバラードが増えてきました。これがエルヴィスの甘い声とルックスにピッタリでした。
全世界でヒットした映画『Elvis: That's the Way It Is(邦題:エルビス・オン・ステージ )』で見事にメインストリームにカムバックし、その後は大規模なショーを展開していきました。
中でも、1973年1月にハワイ:ホノルル・インターナショナル・センターで開催されたステージは、日本でもテレビ中継されましたが、そのステージは選曲、歌唱、構成ともに素晴らしく、彼が永遠のスターであることを証明しています。