コンフィデンスマンJP

コンフィデンスマンJP

『コンフィデンスマンJP』とは、2018年4月9日〜6月11日まで、フジテレビ系列で毎週月曜日21時から「月9」枠で放送された。主要キャストが全員詐欺師となっている。11年ぶりに「月9」の主演に抜擢された長澤まさみが、ダー子を演じる。他に、「月9」初出演の東出昌大はボクちゃん、ベテラン俳優の小日向文代はリチャードを演じる。古沢良太脚本としては、初の"コンゲーム"をテーマとした、痛快エンターテインメントコメディー作品。毎話豪華ゲストを相手に、奇想天外で壮大な騙しあいバトルが見どころである。

コンフィデンスマンJPのレビュー・評価・感想

コンフィデンスマンJP
10

予想できない展開

若くして突然亡くなった俳優の三浦春馬さん、子供が産まれたばかりで亡くなった竹内結子さん。
この二人が最高にいい演技をしている映画が「コンフィデンスマンJP」です。
この映画は、連続ドラマでみるのが最初でした。
長澤まさみ、東出昌大、小日向文世の3人の今までにないコミカルな演技がなんとも言えないくらいおもしろくてかわいいドラマです。
「コンフィデンスマンJP」は、メイン3人に加えドラマの時からの脇役たち、新しいメンツも加わって見る前から楽しみでした。
特に三浦春馬さんと竹内結子さんの演技は今までにない、本当の2人の魅力を引き出した映画になっています。
最初は長澤まさみの味方だと思っていた三浦春馬さんが最終的には敵だった。
最初は長澤まさみが騙すと思っていた竹内結子さんが実は味方だったという、予想できない展開に驚きました。
これは最後まで見た人しか絶対にわからない映画になっています。
そして、何といっても江口洋介さんが出演していること。ドラマの第一話に出てきた江口洋介さんが、何とこの映画に出ているんです!!
江口洋介さんは若い時からいい味を出す俳優さんです。
どんな難しい役でもこなしてしまう江口洋介さんも、この映画の魅力のひとつです。

コンフィデンスマンJP
10

やっぱりだまされた!

ドラマの時からの大ファンで、誰がどうだましているのか予測しながら見ていましたが、結局はすっかりだまされていました。といっても、気持ちの良い騙され方で、見ていて爽快感があります。今回は、テレビの予告などから、ダー子とぼくちゃんの恋愛?の部分もあるのかと思っていたら、そのあたりも、まんまとだまされました。個人的には、恋愛でベタベタしたところのない関係性がすきだったので安心?しました。また、ドラマシリーズの出演者がたくさん出てきて、その役のその後が分かったりもするので、最初からのファンはそこも楽しめると思います。各回の豪華な俳優さんたちが、こんなわずかな役で?と驚くほどのちょい役で出ていたりしますが、無理に出てくる感じではなくストーリーにそってうまく出てきていて違和感なく見られました。できれば、ドラマを全話おさらいしてから劇場版を見ることをお勧めします。シリーズ全般にいえることですが、常に弱者を苦しめるものは最後には成敗されるといったところが劇場版でも成り立っていて、そこが見ていてもっとも爽快であり、このシリーズの愛しいところであります。今回のおさかなちゃんも、いい感じに成敗されていてすっきりしました!