【映画紹介】悪の正体はなにか?ユダヤ人哲学者の生きざまを描いた『ハンナ・アーレント』の魅力
ユダヤ哲学者のハンナ・アーレントをご存知ですか?米・プリンストン大で女性初の専任教授になり、高名な学者として名声を得た彼女。しかし事態は一転、とある記事が原因で世界中から大バッシングを受けることとなります。彼女が主張し続けた「悪の陳腐さ」とはなにか?正義に生きたユダヤ人女性哲学者の生きざまを描いた映画『ハンナ・アーレント』を紹介します。
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オットー・アドルフ・アイヒマンとは、1906年生まれのドイツの親衛隊隊員である。アウシュヴィッツ強制収容所 へのユダヤ人大量移送に関わり、延べ数百万人にも及ぶユダヤ人の強制収容の移送を行った。第2次大戦後アルゼンチンで逃亡生活を送るものの逮捕され、1961年に裁判によって死刑が確定。翌年6月に絞首刑に処された。