あの頃、君を追いかけた(日本リメイク版)

あの頃、君を追いかけた(日本リメイク版)

『あの頃、君を追いかけた』とは、2011年公開の台湾の恋愛映画を原作にした2018年10月5日公開の日本映画。主演は山田裕貴。原作映画は、台湾の人気作家ギデンズ・コーの自伝的小説であり、コー自らの映画化した大ヒット青春ラブストーリーである。1990年代の台湾中西部の町・彰化。男子高校生のコートンはいつもくだらないイタズラで授業を妨害しては担任を困らせていた。担任教師は優等生の女子生徒・チアイーを監視役としてコートンの後ろの席に座らせることに。コートンはチアイーのことをわずらわしく感じながらも、次第に彼女に惹かれていく。日本リメイク版の舞台は2000年代の日本にアレンジされている。主人公のお調子者な高校生・水島浩介を山田裕貴が、水島が憧れるヒロイン・早瀬真愛を乃木坂46の齋藤飛鳥が演じている。

あの頃、君を追いかけた(日本リメイク版)のレビュー・評価・感想

あの頃、君を追いかけた(日本リメイク版)
9

大人になるにつれて忘れいってしまうものを思い出させてくれます。

まず、出演されている役者さんがみんな若く、これからの役者さんが多く出演していますが、みなさんドラマの脇役や舞台で経験を積んでいる方々なので演技力も高く物語が入ってきやすいのがこの映画の良いところの1つです。そして、なんといっても内容がとても深く考えさせられます
。元々この映画は2011年に台湾で公開された映画のリメイクなのですが、みなさんが想像する恋愛映画のようなキュンキュンは少なく、じわりと胸に刺さるちょっと大人な恋愛映画になっています。
友達とくだらないことで笑ったあの頃、女の子の一言で一喜一憂したあの日々、好きな女の子を必死に振り向かせようとしたあの日々、みなさんにも1度はあったあの日々を思い出させてくれ、全世代の方が共感できる内容だと思います。
最後の10分胸が熱くなります。また主題歌もこの映画のために書き下ろされているため、映画を見た後にみるとより歌詞の意味がわかり良いと思います。
この映画で「青いペン」「月」「リンゴ」「幼稚」この4つがキーワードとなります。この何気なくあるものがどう内容に絡んでくるか、「あの頃、君を追いかけた」の本当の意味とは…それは映画で!
みなさんもあの頃をもう1度思い出してみませんか?