ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク / The Lost World: Jurassic Park

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク / The Lost World: Jurassic Park

『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』とは1997年に製作されたアメリカ映画で、1993年に製作された『ジュラシックパーク』の続編である。イスラ・ヌブラル島で起きた事件から4年、その島とは異なるサイトB呼ばれる場所で恐竜の存在が確認された。新たに社長になったハモンドの甥のルドローはサイトBにいる恐竜を捕獲し、サンディエゴに新たな「ジュラシックパーク」を建設しようとしていた。マルコムたちがその計画を止めようとするも捕獲は成功し、サンディエゴへと運ばれるがそこで悲劇が再び起こってしまう。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク / The Lost World: Jurassic Parkのレビュー・評価・感想

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク / The Lost World: Jurassic Park
6

グラント博士は出てこないけど

ジュラシック・パークの続編ということで、最初グラント博士にまた会えると思って見たので、彼が出ていないことはショックでした。でも、マルコム博士も面白い人だし、結構若い男性も仲間にいたので、まあまあ面白かったです。今回は2頭のテイラノザウルスが人を襲うところもあり、テイラノザウルスなんて、1頭でもやばいのに、襲われた人が気の毒でした。とてもいい人だったのに、一瞬で殺されてしまってかわいそうです。というふうに面白いところもあるのですが、ちよっとダレるところがあるというのが感想です。なんか、キャンピングカーが落ちるところとかは長いし、街にテイラノザウルスが来てからもテンポが悪いなと思います。ジュラシック・パークが面白すぎたからかもしれませんが、ちょっと残念です。あと、テイラノザウルスを街に連れて行くなんてアイデアはあまりにひどいアイデアだと思います。いくらフィクションでもあんなに安全対策なしに連れてこれるものなのでしょうか。住民に了解はとっていたのでしょうか。私なら反対します。ジュラシック・パークは周りを海に囲まれた島だったから、恐竜パークを作るというのもありうるかなと思えましたが、今回は嘘すぎると思いました。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク / The Lost World: Jurassic Park
6

まあまあおもしろいけど、1にはかなわない

ジュラシック・パークシリーズの第2弾です。前作のグラント博士は出てこず、前作に出ていたマルコム博士が主役です。前作は島に恐竜のテーマパークを作るという話でしたが、今回は恐竜を島からアメリカに連れて行こうとして、パニックにというものです。映画の中で、マルコム博士も言っていましたが、アメリカに恐竜を運ぶなんて、最低の考えだと思いました。悲劇が起きないはずがありません。まあまあ、怖いし、おもしろいのですが、前作よりは面白さは落ちます。まず、グラント博士が出てこないし、マルコム博士はなんか前作だとコミカルな役だったのに、なんか真面目でイメージが違っていました。それに、ヒロインのサラがちよっと嫌な奴です。なんかうるさいし、血のついたTシャツを着続けて、ティラノザウルスを呼び寄せるし、トラブルメーカーです。彼女がいなければ起きなかった悲劇もあったと思います。あと、前作では、初めて、本物みたいな恐竜を映画館で見たので、驚いたけど、今回は前回みたいな驚きはなく、新たなスター恐竜がいなかったように思います。やはり、ジュラシック・パークシリーズなので、恐竜側にスターがいないと面白さが半減すると思いました。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク / The Lost World: Jurassic Park
5

ジュラシックパークにサムニールがいないなんて

ジュラシックパーク第2弾だが、前回のサムニールは出ず、カオス論者のイアン・マルコムが主役の作品。これを見ると、やはりサムニールのあの学者ぽい面白みのない感じの、でも人の良いキャラクターて、ジュラシックパークの魅力に占める割合が大きかったなと思った。イアンはジュラシックパークではなんか皮肉屋の男て感じに主人公向きではない。それを抜きにしても、人が恐竜に襲われるまでが長いし、退屈だった。ヒロインのサラは、見ていてムカつく女だった。恐竜に近付きすぎるし、ティラノザウルスは鼻がいいとかいいながら、自分はティラノザウルスの子どもの血のついたシャツを着たままだし、アホすぎる。彼女は何度もピンチになるけど死なないのはなんで?とちよっと疑問だった。話にしても、恐竜を街中に運んで金儲けっておい!無理だろと突っ込みどころが多い。でも、話の発端である金持ちの子どもが恐竜に襲われるところとか、子どもでも容赦なく襲わせるところがいいし、小さい恐竜がむらがって男を食べるとか、街中でイヌが食べられるとか、悪趣味で怖い描写は面白いし、恐竜はやはりかっこいいので、それなりに見ていられる。ジュラシックパークファンなら見てもいい作品だった。