ハムナプトラ/失われた砂漠の都

ハムナプトラ/失われた砂漠の都

『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』とは1999年に公開されたアメリカのアクション・アドベンチャー映画。監督はスティーブン・ソマーズ、主演はブレンダン・フレイザー、レイチェル・ワイズ。『インディ・ジョーンズ』を彷彿とさせる胸躍る冒険活劇に当時のVFXによる迫力ある映像技術が話題となった。エジプトを舞台に3000年の封印から目覚めた邪悪な高僧イムホテップに、勇敢な傭兵リックと女性考古学者エブリンが立ち向かう。

ハムナプトラ/失われた砂漠の都のレビュー・評価・感想

ハムナプトラ/失われた砂漠の都
9

王道!

アドベンチャーコメディとしてとてもおもしろかったです。
ヒーローはかっこいいし、ヒロインが頭の良い、ぱっと見は可愛いとかではないけど、砂漠の格好がすごく似合うエキゾチックな感じな人だし、ヒロインの兄はふざけた感じの面白い人だし、見ていてとてもたのしいです。
ヒロインが可愛らしい感じじゃなくて仕事のできる地味な女って、このころは結構珍しかったような気がします。
出てくるミイラも、今までのミイラと違って、なんていうか、生きている感じのするもので、怖いです。
そして、敵のボスにやられる人々がかなりグロい感じになるので、そこもいいなあと思います。
目とか舌とかとられるし、ミイラとか発掘したくねえと思いました。
まあ、グロいっていっても、最後は干からびるので、そんなに見てられないとかではないです。
出てくる街っていうかホテルも異国情緒あふれてて、この映画を見たあと、ああ、エジプトとか行きたいなとか、歴史博物館に行きたいなという気持ちになりました。
しばらくは何度も見てしまいました。
ストーリーがちょっと漫画ちっくというか、こういう風に進んだらおもしろいなって方向に進むので、どんでん返し的な面白さはないけど、王道をみたいってときに最適だと思います。

ハムナプトラ/失われた砂漠の都
8

ミイラが蘇る

約3000年前、イムホテップとアナクスナムンが恋に落ちる。しかし、セティ1世にそのことがばれて2人は彼を殺害してしまう。死者の書で彼女を生き返らせると約束をし、彼女は自害をする。イムホテップは、ハムナプトラで死者の書を使い彼女を蘇らせようとしたが、王の兵士達が中断させ彼に禁断の呪い「ホムダイ」をかけられミイラにされた。カイロ刑務所にいたリック・オコーネルが、博物館に勤務しているエヴリンと兄のジョナサンに出会い命を救われる。その見返りにリックは、彼らを船でハムナプトラまで連れて行く。その船で、アメリカ人達と元部下のベニーに出会う。しかし、船に乗っている途中で謎の集団に襲われて船から全員飛び降りる。その後、ラクダに乗ってハムナプトラに到着する。2つのグループが、眠りについた時再び謎の集団が襲撃してきて「ここを去らないと、死ぬ」と言い残し去って行った。その助言に従わず発掘作業をしていると、アメリカ人達は死者の書をリック達は謎の石棺に入った生乾きのミイラを発見する。その夜彼らから死者の書を盗み、エヴリンが本を開き音読するとイムホテップが蘇った。イムホテップは、アメリカ人達を襲い血肉にして完全復活をする。リック達は、イムホテップの復活を防いできた集団「メジャイ」と協力して彼を倒す手段を考える。その最中にイムホテップに操られた人間に襲われ、アナクスナムンを復活させる為の生贄をエヴリンに決めて連れ去られる。リック、ジョナサン、「メジャイ」のアーデスは再びハムナプトラへ行きイムホテップを倒せる方法が書かれているアムン・ラーの書を手に入れる。リックがミイラ衛兵達の相手をしている間に、ジョナサンは逃げながらアムン・ラーの書の解読をする。最後の文字が読めなかったが、アナクスナムンに襲われるエヴリンが最後の文字を教えて解読に成功する。そして、ジョナサンはミイラ衛兵達を止めてアナクスナムンを殺害するように命令する。怒り狂ったイムホテップはリックを襲うが、エヴリンがアムン・ラーの書を読み彼は不死身でなくなる。リックは、剣で彼を突き刺し再び封印をした。リック、エヴリン、ジョナサン、アーデスは無事に脱出し生還した。