クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! 夕陽のカスカベボーイズ』(クレヨンしんちゃん あらしをよぶ ゆうひのカスカベボーイズ)とは、2004年4月17日に公開された『クレヨンしんちゃん』の劇場版アニメ作品。『クレヨンしんちゃん』シリーズの劇場映画としては12作目にあたる。同シリーズでは初めて西部劇を扱った作品となっており、初めてかすかべ防衛隊をメインにした作品でもある。ギャグの比率が多いがシリアスも盛り込んでおり、劇中のシーンも重たい描写が目立つ。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズのレビュー・評価・感想

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ
10

クレヨンしんちゃんの映画を初めて見ましたが、とても感動しました。見ると切なくなってしまいます。

この作品のあらすじは、ある日いつものように遊んでいたしんちゃん、風間、ねねちゃん、マサオ、ボーちゃんは春日部座と書かれた古びた廃虚と化した元映画館に迷い込んでしまいます。そこには無人でなぜか映画が上映されていました。トイレに行きたくなったしんちゃんは、トイレから戻った後他の4人全員誰もいなくなってしまいます。夜になっても家に帰っていないと聞き、心配になった野原一家はしんちゃん案内の元、みんながいなくなって最後に見た場所春日部座へと案内するのでした。するとまだ映画が無人で上映されており、その映画を見てみると荒野の映像が流れていました。その映像を見ていると、気づくとどこか知らない荒野に来ていました。困り果て、歩いていると西部劇に出てくるような古びた町を見つけます。この町で保安官を風間が務めていたのですが、しんちゃんが近づくとしんちゃんのことを覚えていない様子でした。また性格も乱暴になっており、困惑していた野原一家を助けたのがツバキという名の少女でした。ツバキはこの世界に来た人々は元の世界の記憶をだんだんと失ってしまうことを伝え去ってしまうのでした。というあらすじです。このツバキという少女はしんちゃんを何度も助け、またしんちゃんが恋に落ちていくのですが、実はツバキはこの春日部座の映画の中の人で、元の世界の人ではないのでしんちゃんの世界には行けないことを知り切なくなってしまいます。この作品は、ぜひ家族と一緒に見てほしいです。素晴らしい映画だと思います。