ルイージマンション / ルイマン

ルイージマンション / ルイマン

『ルイージマンション』とは、2001年9月14日に任天堂より発売されたゲームキューブ用アクションアドベンチャーゲームおよび同作に登場する建造物の名称。続編として、2013年には『ルイージマンション2』が、2019年には『ルイージマンション3』が発売されている。
『マリオシリーズ』の登場キャラクター・ルイージが主役の作品。プレイヤーはルイージを操作して、不気味な屋敷に住むオバケたちを退治しながら行方不明になったマリオを探す。

ルイージマンション / ルイマンのレビュー・評価・感想

ルイージマンション / ルイマン
7

マリオシリーズにしては少し大人向け

スーパーマリオシリーズだが珍しくルイージが主役のゲームである。オバケに捕まってしまったマリオ達を助けに、怖がりながらもルイージがオバケ達の住むマンションに戦いに行くストーリーである。
オバケマンションなので映像も暗め、音楽もオバケらしい怖い雰囲気。6才の我が子はオバケが元々怖いので夜にやると夜泣きしていた(笑)
それ以降、夜はゲーム禁止に。日中、夫と必ず一緒にやっており、オバケと戦う場面では我が子はオバケが怖い為逃げまどい、夫一人で殆ど倒していた。なので、クリアに時間がかかった。
キャラクターとの会話が少ないのでゲームの進め方や敵の倒し方にはゲームが得意な夫も最初は苦戦し、ネットで調べながらやっていたので、マリオシリーズ上級者向け、大人向けのように感じる。
ゲーム内で唯一の頼りはオヤマー博士というキャラクターだ。2人プレイの場合はルイージとルイージの影のようなキャラクターで行え、ルイージの影キャラは影だから隙間に出たり入ったりできるので2人プレイが便利。
ゲームの進め方、敵の倒し状況等によって、クリア後のマンション外観のレベルが違うのも面白い。クリアランクがA,B,Cとあり、各々の外観見たさに敢えて下手なプレイをする事も(笑)

ルイージマンション / ルイマン
10

周回プレイが何より楽しいゲーム

このゲームはマリオシリーズ初となるルイージが主役のゲームであり、発売当時はTVのCMなどでもその点に触れられていました。ルイージの臆病でいて兄想いで真っ直ぐな人柄に触れることができるゲームでもあり、既存のマリオシリーズにないキャラクターも続々登場するなど発売当時としては極めて斬新なゲームでした。
このゲームの楽しいところは周回プレイでやり込みを行えるところです。逆に言えば周回プレイしか魅力の無いゲームですが、この周回プレイだけで名作の地位を築き上げていると言っても過言ではありません。
独特の操作性、アクションからやり込めばやり込むほど面白くなり、上達も実感することができます。また、他のゲーマーと腕前を競うように上手くプレイできた動画を撮影して投稿するという楽しみもあります。
このゲームはプレイするよりもプレイ動画を鑑賞する方が楽しいという意見もあります。「上級者のプレイを鑑賞する方が下手なプレイしかできない自分を目の当たりにするよりも楽しい」という考えから、このような意見が成り立つのです。
現在ではこのゲームがプレイできるゲームキューブの公式修理サポートは終了していますが、中古でゲームキューブを購入してでもプレイする価値はあります。2019年の相場で言えば、安ければゲームキューブは1000円程度で中古品を変えるので、一考の余地があるでしょう。