The 1975(バンド)の徹底解説まとめ
The 1975とは、イギリス、マンチェスター出身のメンバーで結成されたオルタナティブ・ロックバンドである。 80年代を意識したキャッチーなメロディーと気持ちの良いリズムで人気を博し、デビューアルバムである「The 1975」はUKチャートで初登場1位を記録した。 世界がヒップホップ、ソウル、トラップで盛り上がり、ギターバンドが鳴りを潜める中で、大きく注目されるバンドとなった。
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The 1975とは、イギリス、マンチェスター出身のメンバーで結成されたオルタナティブ・ロックバンドである。
80年代を意識したキャッチーなメロディーと気持ちの良いリズムで人気を博し、デビューアルバムである「The 1975」はUKチャートで初登場1位を記録した。
世界がヒップホップ、ソウル、トラップで盛り上がり、ギターバンドが鳴りを潜める中で、大きく注目されるバンドとなった。
The1975はマンチェスター出身の4人組のロックバンドです。
活動自体は2002年頃からですが、The1975としての活動は2013年頃からで、そこから僅か数年で
イギリスで大人気のバンドとなりました。
日本では大人気netflixドラマのテラスハウスのオープニング曲として
使用されているため
実は聴いたことのある方も多いかもしれません。
彼らの1番の魅力は、他に同じようなバンドがいないことと
The1975というバンドそのものがジャンルとなっているところです。
彼らはバンドはこうあるべきというルールを嫌っており、
自分たちの表現したいものを素直に表現しています。
そのため私たち聴いている側も、ジャンルに当てはめることができません。
『the1975』らしい曲という概念が頭にインプットされないので
新曲が発売するたびに毎回違うバンドに出会ったような
ワクワク感と感動でなんとも不思議な感覚になります。
おしゃれだけどちょっと古くて、でも新しい
時代をいったりきたりしているような、
今まで出会ったことのない感覚。
この感覚こそが彼らが人気のある理由の1つです。
ただ型にはまらず新しいことをやっているバンドだけだとここまで支持されませんが、
彼らは心から音楽を愛していて、リスペクトを曲から感じ取ることができます。
色んな年代、層から愛され、
飽きがこず、ずっと愛される流れを早くも確立しています。
どの世代にも、どの音楽が好きでも
一度聞いてみても損はないバンドです。
イギリス、マンチェスター出身のロックバンド、the1975。
マシューヒーリーを始めとする4人組のバンドですが、ただのバンドで片付けられないほど音楽シーンのみならず様々な業界から大注目されています。
活動自体は2002年あたりから始まっていますが、the1975としての活動は2013年あたりから本格的にスタートしており、わずか4年足らずでイギリスを代表するバンドとなりました。
なにが一番魅力かというと、他に同じようなバンドがいないところ、the1975という新しいジャンルをすでに確立しています。
彼らは自分たちの表現したいことにとても素直なので、バンドはこうあるべきという圧力のルールを疑問に思っていますし、概念に全く捉われていません。
アルバムを発表するごとに別人では?と思わせるほど音楽のジャンル囚われていません。
彼らが次になにをするのか、全く予測ができないのです。
聞いているほうも、型にはめることができないので、彼らに対してジャンルという枠組みに入れることが出来ません。
だからこそ飽きがこず、面白い。これがたった数年で大人気となった理由のうちの一つです。
フロントマンのマシューヒーリーは、女性が少ないフェスには出演しないと言ったり、同性愛が禁止の国で男性ファンにキスをしたりなど、パフォーマンス自体は過激ではありますが、なによりも世界や人々の平和と人権の尊重を願っていて、世界中から支持を受けている理由もここにあります。
一度聴いてみても損は全くないバンドだと思います。
「The 1975」というバンドは一言でジャンルを表すのはとても難しい。が、あえて分類するのならばオルタナティブロックと呼ぶべきであろうか。80'sのようなポップソングもあればR&Bのようなメロウな楽曲、シューゲイザー、ポストロックといった数々のジャンルを横断したようなサウンドを聞かせてくれる。ポップでありながら作りこまれた彼らの楽曲は音楽オタクからライトな層まで幅広く受け入れられること間違いなしだ。そんな彼らは活動するにつれてどんどん知名度と人気を獲得していき、2020年のSUPERSONICという大型のフェスではヘッドライナーを務める予定であった(残念ながら新型コロナウイルスの流行により中止となってしまった)。メンバーのルックスも素敵であり、ライブの映像を観てみると女性のファンもかなり多いようだ。ステージングもスターのそれであり(ボーカルのマシューはマイケルジャクソンに多大なリスペクトを寄せているらしい)、まさに現代を代表するバンドといっても過言ではないだろう。常に進化し続ける彼らの活躍を是非追ってみてはいかがだろうか。
「The 1975」、それはイギリスのロックバンドグループです。ですがただギターを手に持ち、自分視点の恋愛観、人生観をかっこよく表現するどこにでもいるロックバンドとは大きく違います。
彼らは、世界の環境、人権などの問題を”歌”というアートで私たちに訴えかけているロックバンドなのです。
地球温暖化、LGBTQ、男女差別、ドラッグなど、私たちが無意識に知らないふりをしている問題、だけどどこかで誰かが苦しんでいる現状を、「The 1975」はキャッチーなメロディー、個性あふれる演出で伝え、世界から注目されています。
「people」という曲では、裕福で社会的権限がある人ほど、社会の現状をスルーし、俺たち若者をバカにしているけど、その俺たちが世界を変え、お前たちを驚かすことになる、と主張しています。
実際本人たちも、あるフェスイベントでは「出演アーティストの半数以上が女性アーティストでなければ、我々はそのフェスイベントに出演しない」、と断ったり、ドバイでライブが行われたときには、男性オーディエンスとキスを交わして大きな問題となりました。理由は、アラブ首長国連邦では、同性愛が禁止されているからです。
彼らは、歌、彼ら自身が持つ影響力を利用し、世界を変えようとしています。
彼らこそまさに”ロックバンド”であると私は思います。