映画「JOKER」のレビュー
まず結論から言うと、好き嫌いが激しい大人向け映画。(子供には難しすぎる)
DCコミックのヴィランの中でも最人気キャラであるジョーカーを主人公にしているので「キャラ映画」感が出ているかと思いきや、
しっかりと内容も構成されており、一つの映画として完成されている。
この時点でジョーカーを知らない人でも楽しめるのだが、
ジョーカーを知っている人ならより楽しめる。
自分の知っているジョーカーになっていく過程をドキドキしながら鑑賞し、最後にパトカー上での自分の血でのメイク…
あのシーンで「皆が知っているジョーカー」また知らない人は
「これがジョーカーなのか」と納得させられる!
また観てる最中での違和感・不満感をしっかりと最後までに解消させられる。
また映画を観終わってから、自分の感じた内容と他の人の感じ方が様々でそれがまた楽しめる!
「僕はあのシーンをこう思った!」「えっ?私はこう思ったけど」
と人によってとらえ方が違うように作られた監督が見事と言うしかない。
ただその感じ方の中に否定的な意見として、
「内容が難しすぎる」「ジョーカーがもっと暴れるとこがみたい」
といのもあり、その気持ちも分かる事から段階評価9とした。
また映画鑑賞後の爽快感は無い事もマイナス要因としてあり。