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実写版としては最高峰!
再現度とオリジナリティのバランスがとてもよかった。基本的に原作に忠実にストーリーは進んでいくのだが、細かい映画オリジナルの設定が組み込まれており、うまくまとまった感じでした。キャストも客キャラの雰囲気をしっかり押さえており、ディズニー映画には欠かせない歌やダンスといった点でも妥協せずアラジン、ジャスミンも高い歌唱力を持っていてそこらへんもぬかりなくキャスティングできているといった印象だ。ジャファーについても外見的には原作とはかけ離れている感じがするが、それでもジャファーの悪役感はかなり再現されていて、ストーリーが進むごとに違和感は全くなくなっている。そしてなんといてもやはりジーニー役のウィル・スミスがさすがの一言。あそこまで青い巨人の妖精が似合う人はいないと思わせてくれる。歌踊りはもちろん、ジーニーの独特な明るいキャラの中にランプの精という縛りに苦悩している、時折見せるさみし気な表情やセリフが原作を超えて心に訴えかけてきました。正直ジーニーに関しては映画のほうが良かったと感じました、より人間らしいジーニーに心揺さぶられること間違いなしです。最後のアル(アラジン)との抱擁を交わすシーンでは思わずホロリ、、とディズニーの実写映画はどれもいい作品が多いですが、私は「アラジン」特にお勧めですね!