最初からうまくいってないところがよい。
学生クラブとか、サークル勧誘とか、アメリカの大学生活が垣間見れますし、マイクとサリーの大学時代のことを知れてよかったです。あと、マイクらが最初から優秀でうまくいって、怖がらせ会社に入ったのではなく落ちこぼれだったこと、映画だからといって何でもかんでもうまくいくのではなく、正規ではないルートで会社に入ったこと、マイクの大学でできた最初の親友が、前作の敵だったランドールだったこと、ランドールが昔から人気とかを気にするタイプではあるけど、昔はいいやつだったことなど、驚きと感心ポイントがいっぱいでした。さすが、ピクサーだなと思いました。サリーはサリーだったし、マイクもランドールも別人には見えなかったけど、ちゃんと前作より若い感じが出ていました。あと、今回新たに出てくる先生らとか、マイク、サリーの仲間のみんなとか、対戦相手とかもユニークで素敵でした。モンスターって、いろんな造形が作れるし、それを見るのもこの映画の楽しみ方だと思います。もちろん見た目だけじゃなくて、性格もいろいろで面白かったです。一番人気の学生クラブの面々が偉そうなのとか、リアルだなと思いましたし、年もいろいろな年の人がいるのが、大学っぽくていいなと思いました。というように、話はもちろん、細部の設定とかも面白い作品でした。