宇宙は、ただそれだけで怖い。
とても、怖い作品でした。最初の方はジョージ・クルーニーも出ていますが、ほとんど、サンドラ・ブロックしか出ていない作品で、宇宙に1人取り残されたらどうなるかということが延々と描かれています。宇宙なんて、解明されていることの方が少ないし、無重力で一度手を離すとどこまでもどこまでも飛んで行っちゃうし、こんなとこで1人なんてめちゃめちゃ怖いなと思いました。映画を見てると、自分まで宇宙に投げ出された気分になってとても怖かったです。宇宙もののホラーというとエイリアンが出てくるのが普通ですが、何も出てこなくても宇宙空間というただそれだけで怖いことなんだなと思いました。宇宙空間の描写がすごくうまくて、無音の時間とかがあって、ほんとに宇宙にいる感覚を味わえました。マジでこの映画は映画館で見て正解だったし、映画史に残る作品だと思います。あと、キャストの話をすると、ジョージ・クルーニーがかっこよすぎでした。ジョージ・クルーニーは、ERで知って、すごいかっこいい人だなと思っていたけど、この映画だとほんとにすごくいい奴の役でおいしいなと思いました。こんな奴いるかとも思いましたが、宇宙飛行士になるためには人格も大事なので、宇宙飛行士ならこんなにいい人がいても不思議ではないなと納得しました。