怖くないし退屈
ブレア・ヴィッチ・プロジェクトと同じ手法の話です。
よく心霊現象に悩まされるという女性がおり、カメラを寝室にセットしてみたら、本当にオカルト現象がバンバン映っていたという話です。
はっきり言って退屈な話で、映画というよりお化け屋敷みたいな、所々で起きるバーン、だのどーんだので驚かせるだけの作品です。フィクションじゃなくて、本当のことかもなと思わせるためなのか、ただの日常も映ってるのですが、そこも別に気の利いたことがあるわけじゃないですし、寝室でのイチャイチャとかいりますか?という感じです。
それに肝心の驚かしも、毎回同じ構図で起こるから飽きてくるし、怪奇現象が始まる前にはモーターの唸り音みたいなのが聞こえるのがデフォになってて、おっ何か始まるなとバレバレです。ということで私はあまり怖くありませんでした。でも、すごく怖いと言ってる人もいました。本当に起こりそうなことだから怖く感じる人もいるようです。
日本でも結構売れたみたいで、ここから続編がゾロゾロ作られてしまいます。もう悲劇です。続編に比べると本作はまだ話として体をなしているのかもしれません。一応、怪奇現象を受けやすいし、でも面白映画として、突っ込みながら見ると楽しいのかもしれません。