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レンタル業界のこと調べもせずに作ったって感じ
猫をレンタルする仕事をしている女性の話ですが、現実味がなく面白くありませんでした。レンタルペットというのが実際にあるのかどうかはよくわかりませんが、癒しとしての犬とか猫はありえそうなのでもっと現実的に描くことも可能だったと思います。猫1匹、何円とかの料金表とか、いつも食べている餌の貸し出しとか、仕事としてきちんとしているように見せることは可能だったのにそんなこと少しもしないでただ猫を貸すという、一見優雅な職業を使いたかっただけでしょと思います。一番の問題点は、監督さんが別に猫を好きじゃないことだと思います。だって、ところどころに流れる猫の映像がかわいくないんですもん。これは猫で人を呼ぼうという映画として致命的です。話も同じような話が続いて面白くありませんでした。レンタルを通じていろんな人にであった話なんでしょうが、一つ一つの話がつまらなすぎます。猫アレルギーの妻がいるのに猫を引き取る夫が出てきますが、別れろと思いますし、「私友達がいない」と言う店員はだからどうしたという感じであまり魅力的な人がいませんでした。猫というみんな大好きな素材を使ってるのにここまで面白くないの珍しいです。もっと、猫のことを研究してほしいものだと思いました。