コヨーテ・アグリー / Coyote Ugly

コヨーテ・アグリー / Coyote Ugly

『コヨーテ・アグリー』とは2000年にアメリカで公開された青春映画である。シンガソングライターになるという夢を叶えるためニューヨークにやってきたヴァイオレットは、生活のため「コヨーテ・アグリー」というクラブで働くこととなる。何もかもが規格外で刺激的なその店で、ヴァイオレットは思いがけない自分を発見する。そしてシンガソングライターという夢を応援してくれる青年オドネルとの出会いと恋と別れ。未知の世界に飛び込んだ田舎娘ヴァイオレットの葛藤と成長、挫折と成功を描くハートフルサクセスストーリーだ。

prikestu5656k4のレビュー・評価・感想

コヨーテ・アグリー / Coyote Ugly
10

田舎の女の子が都会で大奮闘!!

21歳の女の子が夢を叶えるため都会で奮闘する物語。都会で頑張る姿は、思わず応援したくなってしまう。そして、彼女たちのエネルギーに圧倒される。父親役のジョン・グッドマンの表情も素晴らしい。
ヴァイオレットはシンガーソングライターになる夢を叶えるため、NYへ行く。一晩で大金を稼ぐ女の子たちを見たことをきっかけに、クラブで働くことになる。指定された日に行くと、バーテンダーの女の子たちがバーカウンターで激しく踊っている。戸惑いながらも四苦八苦しながら、周りの空気に慣れていく。ある日ヴァイオレットがお客のケンカを歌って仲裁に入ったことで、歌うコヨーテとして認められる。いい曲を作れるのに、人前に出ると歌えなくなってしまう。そのため、チャンスを逃してしまうヴァイオレット。バーの上で踊ることを嫌がっていた父親も、交通事故にあったことをきっかけに娘を応援するようになる。仕事が軌道に乗り始めた頃ルールを破ってしまい、仕事をクビになってしまう。色んな事を乗り越えていくうち、ついにデビュー出来る日がやって来た。ヴァイオレットは人前で歌うことが出来るのだろうか。
この作品に出てきたクラブはNYに実在する場所で、「コヨーテ・アグリー・サルーン」という。バーテンダーたちの接客だけではない、彼女たちのダンスやパフォーマンスに魅せられたお客は多い。作品の中の、彼女たちの刺激的なパフォーマンスと音楽にも酔いしれて欲しい。