テンポが良い
まず、何よりいいのは時間が短くてコンパクトにまとまっていることです。同じ内容でもどこかしつこくしたり、恐竜をたくさん映したりしたら、もっと長くなりそうなところを短くテンポ良くしていて、とても面白いと思いました。
恐竜島にまたしても行くことになったグラント博士。今回も散々周りに振り回されていました。恐竜のいるところに、素人と行くと碌なもんじゃねえということですね。でも、息子が恐竜島にいるんだから、気が気でなくなるというのは分かります。ていうか、私なら気が狂ってしまうし、あんな島で息子が生き残れてるのかと疑ってしまうかもしれません。その点、生きてると信じている2人は偉いなと思いました。
今回もラプトルは出てきます。でも、ティラノザウルスが出てきてないんですよね。そこは残念ポイントです。やっぱり、恐竜といえばティラノザウルスだと思うんですよね。もう3作目で、新たな恐竜をと思ったのでしょうが、スタッフ陣はもっと、ティラノザウルスのポテンシャルを信じるべきだったと思います。あの恐竜が出るだけでなんか目が離せなくなるカリスマ性があると思います。
第4作目にはティラノザウルスがかっこいい形で出ていたので良かったなと思いました。