10
失恋時の女性を描く男性
代表作は「またねがあれば」「転校前夜」など。
ボーカロイド、主に初音ミク使ったボーカロイドプロデューサーであり本人も歌唱を行う。
ほとんどの曲が女性目線の失恋ソングであり、歌詞が絶妙で視聴者の共感を得ることに定評がある。野球大好きでTwitterの投稿は音楽に関すること以外はほとんど草野球のことばかりという真逆の一面を持つ。
彼の曲を聴くと、視聴者の気持ちが癒される、という訳ではなく、その気持ちを受け入れるという感覚に陥る。今自分の持っている気持ちをなにか別のエネルギーに変えて生きていく、というより、ただただそれを持って生きていく、という感覚。
音楽である以上、間奏やメロディはあるし、キャッチーなメロディーをつくることは音楽家にとってとても重要なことで、もちろんそれに関する魅力もさることながら、1番の魅力は歌詞である。音楽は心の扉を開ける鍵の役割を果たしていて、そこにダイレクトに響く歌詞がとても良い。聴こうと思わなくても歌詞が心に入ってくる。
また、ライブではあまり喋ることはしない。がしかし、話し始めるとただあがり症で緊張しているだけだったりする。動画として上がっている音源とは全く違ったアレンジで演奏されることも多く、ライブに行く面白さもとてもある。