究極の恋愛物語
タイタニックは、これまで見た映画の中でも最もおすすめの映画です。1912年に沈没したタイタニック号の沈没時に繰り広げらるラブストーリーです。最初は1996年が舞台となっていて、沈没したタイタニック号へ、小型潜水艇を送り込みます。そこで探されていたのは、「碧洋のハート」と呼ばれいた貴重な青いダイヤモンドです。しかし、ダイヤモンドは見つからないのです。そこで舞台は1912年に移ります。若い絵描きのジャック(レオナルドデカプリオ)と、裕福な暮らしをする貴族であるローズ(ケイト・ウィンスレット)がタイタニックに乗り込みます。ローズにはキャル(ビリー・ゼイン)という婚約者がいましたが、いわゆる政略結婚でローズは将来に絶望していたのです。そこでローズはタイタニックから身を投げようとします。それを救うのがジャックなのです。ローズとジャックの間に鯉の予感があったキャルはローズの機嫌を取るために、あの「碧洋のハート」をプレゼントします。しかし、ジャックとローズは恋に落ちます。その後、タイタニック号は氷山2衝突します。氷の当たりどころが悪く、タイタニック号はゆっくりと沈み始めます。ジャックに対するキャルの嫌がらせとして、ジャックは手錠をかけられて船内に取り残されますが、ローズが助けに来ます。また、避難は女性優先で行われたため、ローズは一度救命ボートに乗るのですが、ジャックと離れたくなくて救命ボートから飛び降ります。そのシーンはとても泣けるシーンでした。ジャックとローズはタイタニック号沈没の瞬間まで船にいました。沈没後は漂流するのですが、ジャックが板を見つけてローズをその上に乗せます。その海は極寒の海で、ジャックの体力も持ちませんでした。ローズっを残してジャックは海の底へと沈んでいくのです。このシーンはかなり切ないです。
しかし、物語はここで終わりではありません。1996年の時点でローズは生きていたのです。しかも、ローズは「碧洋のハート」持っていました。彼女は、探索隊が「碧洋のハート」を探していることを知りながらも、「碧洋のハート」を沈没現場の海にそっと投げ入れるのです。フィクションながらも、本当にそんなストーリーがタイタニックで繰り広げられていたかもしれない。そんな気持ちにさせてくれる、涙無くしては見れない映画です。