男の中の男と純情な女子高生の恋愛物語
この映画は、とても男らしい高校生の剛田猛男(鈴木亮平)と、女子高生 大和凛子(永野芽郁)が爽やかに恋心を育んでいくさややかなラブストーリーです。主人公となる剛田猛男は、男も惚れてしまうような男の中の男です。彼には、親友である、砂川誠(坂口健太郎)がいます。ラブストーリーの始まりは、仙台メディアテーク前にて、大和凛子が絡まれて、それを剛田猛男が助けることから始まります。その時から、大和は剛田に一目惚れをします。
しかし、これまで女性気持てたことがない剛田は、大和が好きなのは砂川であると勘違いしてしまいます。お菓子作りが好きな大和は、剛田と砂川に頻繁にお菓子を作ってくれます。剛田は柔道部の助っ人を頼まれ、団体戦の対象になりますが、その活躍ぶりに大和も感動します。
しかし、剛田は大和が好きな相手が砂川と勘違いしたままですので、大和に対して盛んに砂川のことを勧めます。
そんな中、ある日遊園地合コンをします。大和の友人は剛田のことをゴリラなどと言いますが、大和は剛田のことをかっこいいと言い張るのです。そんな時に事件は起こります。お化け屋敷の中で火災が起こるのです。まだ、お化け屋敷の中にいる大和たちを剛田は身をていして助けるのです。このシーンにて、大和が言う「猛男君って本当にかっこいいんだよ」というセリフが忘れられません。
最終的には、砂川が剛田の背を押してくれます。「いい加減気付けよ、大和はお前が好きなんだよ」と教えてくれるのです。その言葉を受けて、大和もとへ剛田は走ります。一方、大和も剛田のもとへ向かっていました。橋の真ん中で二人は再開し、「好きだ」と告白するのです。