可愛い女子高生がキャンプをするほのぼのアウトドア作品
山梨県内に住む女子高生たちがキャンプを通じて仲を深めるストーリーですが、見ていると自分もキャンプがしたい!と思えるような作品。
まず、作者のあfろ先生の絵が可愛くて雰囲気のあるものでとても魅力的です。特に夜の雰囲気が素晴らしく、引き込まれるものがあります。
登場するキャラクターは可愛いのはもちろん、個性的な一面を持っていて、ダブル主人公の内の一人・志摩リンは女子高生なのにソロキャンプが趣味で、原付免許が取れる年になったらすぐに取得し、ビーノというスクーターで1人キャンプ場に行くほどです。それ以前は自転車だったので、かなりのキャンプ好きなのが分かります。
ゆるキャン△は、そんなソロキャン好きの志摩リンが、もう一人の主人公・各務原なでしこと出会うところから物語が始まります。
キャンプをするには季節外れの時期に、ほとんど人がいないキャンプ場でゆっくりとキャンプを楽しむのが好きで、誰かと一緒にキャンプをしたことも、しようと思ったこともないリンでしたが、キャンプ初心者のなでしことキャンプ場で偶然出会い、通っている高校の野外活動サークル・通称野クルの活動にも巻き込まれ、徐々に心情に変化が……。
女子高生の青春と、親父趣味と言っても過言ではないキャンプの組み合わせが素晴らしい化学反応を生んでいます。原作の漫画はもちろん、アニメも出来が良く、おススメの作品です。