Aphex Twin / エイフェックス・ツイン

Aphex Twin / エイフェックス・ツイン

エイフェックス・ツイン(Aphex Twin、本名:リチャード・D・ジェームス)とは、アイルランド生まれでイギリス・コーンウォール育ちのミュージシャン、音楽家、作曲家、DJである。誕生日は1971年8月18日。
1988年からエレクトロニック・ミュージックの分野で活動を開始し、テクノ、アンビエント、エレクトロニカ、ドラムンベース、アシッド・テクノなど多彩なジャンルを横断しながら、インテリジェント・ダンス・ミュージック(IDM)の先駆者として独自のスタイルを築き上げた。なお、本人自身はIDMというジャンル分けで括られることを嫌っていることでも知られており、AFXやポリゴン・ウィンドウ、カースティック・ウィンドウなど多数の別名義を使い分けて楽曲を発表している。
1980年代後半からイギリスのレイヴやクラブシーンでDJとして頭角を現し、1991年には自身のレーベルであるリフレックス・レコーズを設立した。同年にはAFX名義でシングル「アナログ・バブルバス」をリリースし、1992年にR&SレコーズからAphex Twin名義での初アルバムを発表して以降、ワープ・レコーズなどを中心に数々の革新的な作品を発表し続けた。アンビエント的なアプローチからドリルンベースの要素を取り入れた実験的な楽曲、アシッド・ハウス色の強いシリーズなど時代ごとに作風を変化させ、2001年のアルバム『ドラックス』リリース後には数年間自身のレーベルを拠点に活動を展開した。2014年には13年ぶりとなるAphex Twin名義のアルバム『サイロ』をリリースし、翌年のグラミー賞で最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム賞を受賞した。以降も『チーター』や『コラプス』といったEPを発表するなど、現代のエレクトロニック・ミュージック界において最も影響力を持つ重要なアーティストの一人として高く評価されている。

tanakamayumix0のレビュー・評価・感想

Aphex Twin / エイフェックス・ツイン
10

テクノ・エレクトロニカの天才

誰もが天才と認める、テクノ、エレクトロニカ、アンビエントのミュージシャン。
リチャード・D ・ジェームスというイギリスの男性のソロ活動で、彼には他にもいくつかのアーティスト名があります。リリースする作品によって名前を使い分けていますが、メインとなっているのはエイフェックス・ツインです。

非常に多作なことで知られ、マニアックなまでの音楽への熱意を持っていると思われますが、曲のトーンはあくまでクール。しかし、聴いていると落ち着きと高揚感を感じる不思議さがあります。

1stアルバムの『Selected Ambient Works 85-92』は美しく幻想的な世界観が表現された素晴らしいものでしたが、彼にはかなりアグレッシブなビートを好む趣向もあり、その後はアンビエントとハードコアを行ったり来たりします。

その中で度肝を抜いたのは『Come To Daddy』。音にしてもミュージックビデオにしても、人によってはトラウマ級のホラーとなりそうな曲です。そしてこの頃はアルバムのジャケットに自身の変顔をプリントすることが多く、人々に強烈な印象を与えていました。

自分の顔を素材にして奇怪なアートワークを作っていたのは、ストレスからくるものもあったのかもしれません。
結婚して家族を持つようになってからはそれが落ち着いたのか、長いスパンを経て『Syro』をリリース。非常にまとまりが良く、バランスが取られています。最後の曲は妻に捧げられたものだと噂されており、家族思いな一面が伺えます。

その後も安定した良作を生み出し続け、ライブも好演。
彼にとって音楽活動というのは自分自身と切り離せないものであり、好きだからやっているというのを超えているように思います。
おそらく誰よりも音楽に近い人間なのではないでしょうか?