怖さの中に楽しさがある映画でした。
最初はすごく怖かったです。私はゾンビものやホラーが大の苦手だったので、恋人に釣られて見た時は本当に後悔しました。でも、主人公の大学生であるコロンバスが人類のほとんどがゾンビと化してしまったなかで、自分で学んだゾンビに対してのルールを語りながらゾンビから回避したり、倒したりしていくところは少しゲームっぽくて面白かったです。それにもうコロンバスがピンチだってなったときに出会ったワイルドな男性、タラハシーの好物の菓子トゥインキーを懸命に探している姿がまた可愛らしくて和みます。そんな2人が車に乗って目的地へと向かっているときに出会った姉妹に何度も騙されて車を奪われたり、武器を奪われてしまうコメディーなところも面白いです。最後はその姉妹が遊園地を稼働してしまったことによって、それに気づいたゾンビ達がいっせいに群がってきた姿には本当に怖かったです。もう見ているこっちも泣きそうでした。そこにコロンバスとタラハシーが駆けつけ、タラハシーがゾンビを引きつける囮役になった時はもうドキドキハラハラしながら見ていました。射的屋の中に閉じこもってゾンビと対峙した時は本当に死なないでと願っていました。でも、さすがタラハシーです。本当に1人で数多のゾンビを2丁の拳銃で鮮やかに倒してしまうなんて本当に格好良かったです。コロンバスもなんとか姉妹を助け出し、ようやく4人で脱出できたのには感動しました。