自由度が高いのにストーリーも魅力満載な最強ゲーム
本作はWii UとNintendo Switch用ソフトとして発売されたアクションアドベンチャーゲームです。任天堂のゲームの中でも人気の高いゼルダの伝説シリーズの1作で、シリーズでは初めて世界累計売上1000万本を達成しました。
なぜこんなに人気なのか?それは実際にプレイしてみたらよく分かりました。
本レビューでは私がプレイして感じたブレス オブ ザ ワイルドの魅力を3つ紹介したいと思います!
1つ目は、広いマップをとにかく自由に動き回れること!
本作はの大きな特徴は、オープンワールドといって攻略順が決まっておらず、マップを自由に動き回って探索できるような設計になっていることです。そのため、ストーリーをクリアしてないから次のフィールドには行けないといったことがなく、序盤からガンガン広いマップを開拓することができます。
主人公であるリンクのアクションも多様で、山登りをしたりパラセールで空を飛んだりすることもできるため、一見こんなところ行けるの?と思えるような場所にも行くことができます。
このゲームには、高い山の上や広い草原を見渡せる丘など絶景ポイントもたくさんあります。それを探してマップを駆け回るだけでも飽きずに楽しめるはずです。
2つ目は、狩猟採集生活が送れること!
本作では、敵を倒したりダンジョンを攻略すること以外にも、できることがたくさんあります。その中でも面白いのが、狩りと料理ができることです。
冒険の旅といったら、薬や回復アイテムの準備が不可欠です。こうしたアイテムを、狩りをして集めた素材を料理して自由に作ることができるのです。
フィールドには料理の素材となる動物や魔物がたくさん出てきます。これらを狩って素材集めをしていると、本当に旅人の生活を送っているような気分になれます。
作れる料理も肉料理からデザートまで、なんと100種類以上!これだけあれば、レシピ開発が冒険の目的になってしまうかもしれません。
3つ目は、ストーリーが感動できること!
ここまでメインストーリー以外の要素ばかり紹介してしまいますが、実はこのゲームはメインストーリーもとてもいいんです。
ストーリーとしては、冒険の舞台であるハイラル国を滅亡させた厄災ガノンを倒すためにリンクが旅に出るというシンプルなものですが、その討伐の旅を助ける仲間のキャラクターたちがとにかく魅力的です。
リンクを思いやる優しい女性戦士ミファーや、豪快で熱血キャラのダルケル、リンクをライバル視するひねくれ者のリーバル、頼れる姉御肌のウルボザなど、脇を固めるキャラクターたちとのストーリーを追うのも楽しいです。
そして物語のカギを握る重要人物・ゼルダ姫。本作のゼルダ姫はこれまでのシリーズでは珍しく、悩み葛藤する人間らしい人物として描かれています。詳細は本レビューでは語りませんが、この苦悩して戦う姿がいじらしく魅力的で、思わず応援したくなってしまうはずです。
寄り道・やり込み要素が豊富で、自由度が高いのに、メインストーリーも面白い!
本当にやって損はないゲームだと思います。Wii UかNintendo Switchを持っているなら、ぜひおすすめしたい1本です!